幼稚園に行きたくない!〜年中さん〜

新年度が始まる4月。

ゴールデンウィーク明け…。

夏休み明け…。

なんなら土日の連休明け…。

朝、幼稚園や保育園に行きたくなーーーい!とお子さんに泣かれてしまうお母さんも多いのではないでしょうか。

朝から親の気力を削ぐワード「幼稚園行きたくない!!!」我が家の対策をご紹介!!

もちろん、笑顔で毎日楽しく園に通ってくれるお子さんもいるでしょう。

しかし、行きたくないとぐずったり、泣いたりされると親はとても心が痛み、送り出すのが辛いですよね。

今回は、そんな登園拒否するお子さんについて、理由や対策法をまとめました。

我が子も見事に登園拒否児…

これは我が子の体験談です。

我が子も見事に登園拒否児童でした!!涙

理由はさまざまで、日によって変わったり、数日間一貫してイヤだったこともあります。

幼稚園が嫌だった理由(我が家の場合)
・給食が苦痛
・友人関係
・指示がわからない
・お母さんと一緒にいたい

これらが、幼稚園が嫌な理由として娘が訴えていたことです。

給食の時間が苦痛だったこと

少食&偏食気味だった娘は、全員一斉に食べる給食をかなり嫌がっていました。

完食を目指す方針の園ではありません。

先生も半分以上は食べられるよう声掛けをして下さいます。

しかし、娘は

「絶対残してはいけない」

「無理やり食べさせられる」

「食べなきゃ怒られる」

と、捉えてしまい、給食の時間が大嫌いになってしまいました。

お友達と仲良くできなかった

はじめは親しくしていたAちゃん。

しっかりもので気の強いAちゃんは、だんだんと娘を自分の思い通りに動いて欲しい対象にし始めます。

例えば、

「お手紙は絶対持ってきて!」

「この遊具は娘は遊んじゃダメ!」

「Bちゃんとはお話しちゃダメ!」

という具合に。

娘はAちゃんに会うのが苦痛になってしまいました。

とはいえAちゃんもまだまだ、幼い4、5歳の幼児です。

一方的に悪いのかと言われれば微妙な所です。

実際に娘からの話を聞いただけではどうすれば良いのかわかりません。

対策に悩みました。

幼稚園での指示がわからない

これは運動会の練習が始まった頃です。

早生まれで体の小さな娘は、事あるごとに背の順で先頭を歩くことに。

先頭=行き先は娘に託される訳で、間違えると注意を受けるんですね。

これを怒られると捉えてしまったことも、登園拒否の要因の1つとなりました。

ママと一緒にいたい、ママがいい

正直1番困ってしまったことでした。

親としては、そんなこと言われても…。

それでも行かなければいけないのが幼稚園や学校ですよね。

ママもずっと一緒にいたいと思ってるけど、そんな訳にもいきません。

また、安易に休ませる事は簡単です。

しかし、将来やこれからの園生活を考えると、病気以外の理由でなかなかお休みさせる勇気が出ませんでした。

解決方法は

ここから毎日説得の試練が始まります

園に行きたくない娘。

なんとか通って欲しい親。

怒ったり、なだめたり、時には心苦しながらも実際に休ませたり…毎朝が正直苦痛でした。

その時に実際に行った、娘の説得方や解決法はこちらです。

給食がイヤな件について

これは先生へお手紙を書きました

担任の先生に娘の気持ちを伝えることで、先生もよりスムーズに対処してくれるようになりました

食の細い娘は、家でも外でもどうしても一定以上のご飯を食べる事が苦痛な様子を伝えました。

また、先生が良かれと思ってしてくれる応援もしんどいと思っていること。
半分も食べられないかもしれないが、残す選択肢を与えてあげて欲しいことなどです。

お手紙を書いた事により、先生が上手に対処してくれました。

これにより、娘の「給食が嫌だ!だから行きたくない!」という頻度は減りました。

お友達と仲良くできなかったとき

まずは、相手となるAちゃんに『いやだ』『やめて』と言えるように伝えました。

もちろん一筋縄ではいきません。

やめてくれないことも多く、頭を悩ませました。

子供と一緒に考えることで共感を示しました

やめてくれない時には、別の解決法を娘と一緒に考えました。

【違う子と遊ぶ】

【嫌ならことをされたり言われたら先生に言う】

【やめてくれない時は走って逃げる】

もちろん上手く行く日も行かない日もありました。

しかし、次第に問題になっていたAちゃんの話を聞く日は減っていきました。

幼稚園での指示がわからない

これは、わからない事があった時先生に聞けるように聞く訓練をしました。

聞くことで解決するということを教えました

「わからない→注意される→悲しい」

と言う連鎖を断ち切る練習です。

「わからない→聞く→解決できる」

の流れにできるように、何度も繰り返して伝えました。

ママと一緒にいたい、ママがいい

「ママは毎日帰りを待っているよ!必ず会えるよ!」

「帰ったら楽しいことが待っているよ!」

と、とにかく頭に刷り込むように伝えました。

頑張ったらご褒美があるよと伝えました

「今日はおやつ買っとくからね」

「帰ったら一緒にアイス食べようね」

「あと1日行ったら、大きな公園へ行こうね」

などです。

ママも近くにいるよとおじないのようなことも試しました。

私と娘のイラストを描いた手紙を持たせて、「一緒にいるからね」とアピールしました。

まとめ

幼稚園の先生に現状を伝え相談する方法も有効です。

娘は幼稚園に通う真っ只中です。

時にはいきたくないと駄々をこねますが、手探りしながら日々を乗り越えています。

年齢が上がるとともに、悩みやぶつかる課題は変化していきます。

全ての解決法は絶対にコレ!というものは少ないです。

基本的な対策として‥

  • 子供の気持ちを受け止める
  • 子供の話にしっかりと耳を傾ける
  • しっかりと共感する
  • 子供の気持ちが動くような前向きな言葉で幼稚園へ行くように声がけする
  • 一人で抱え込まずに配偶者や幼稚園など周りの人とも協力する

まずは子供の話をとにかく良く聞く。

そしてこれでもかと存分に共感する。

アドバイスができる場合はアドバイスをして、それでも難しい時は思い切って先生に相談してみるのもいいでしょう。

相手は毎日接しているプロなので、解決策の糸口が見えてくるかもしれません。

幼稚園に行きたくないと言われると、親は困ってしまいますが、お子さんと一緒に乗り越えられることを祈っています。