都会かぶれとは
田舎者が都会に出てその便利さや華やかさを享受し、自分自身も「都会人」として生まれ変わったと思い違いをしている状態を「都会かぶれ」と言います。
上から目線で「こんな田舎に住んでたらダメだよ」「やっぱり田舎の人とは考え方が合わない」などと説教をし始めます。
地元に愛着があり地元に残っている人から見たら、ウザいことこの上ない状態です。
この状態の人は都会の熱に浮かされているので治療法がありません。
田舎の嫌なところ
田舎には「悪いこと=かっこいい」という厨二病をこじらせた人たちが一定数います。
中高生の頃には目を瞑ってもらっていた悪事をいい歳になっても続けていたり、例えば「順番を守る」などの最低限のルールやマナーを守れない大人、多くはお年寄りがいます。
また、人の詮索が好きなのも田舎者です。
その土地独自の価値観に縛られ、はみ出すことは許されないのも田舎の特性です。
都会にかぶれた人のイタい行動
都会から帰省した友人と久しぶりに会ったのに話すことは都会の話ということはままあることです。
都会の生活をひけらかす事でマウンティングを行なっているのでしょうか。
ひけらかすような都会人アピールは、相手より優位に立とうとして行われることが多いです。
田舎から都会に出ると、地方出身ということが大きなコンプレックスになります。
コンプレックスが大きいほど、都会かぶれは重症化します。
わけのわからないマウンティングに乗るよりも「こいつも色々大変なんだな」と聞いて生温かく見守ってあげるのが賢明でしょう。
主な都会かぶれの症状は次のとおりです。
都会age田舎sage
最も反感を買う都会かぶれはこれにつきます。
地元にいる人にとっては都会自慢は非常にうざいものです。
都会にはなんでもあります。
選択肢も多数存在し、便利で手の届く範囲に欲しいものがあります。
地元にはないものが多くあり、地元では受けられない刺激を存分に味わっているのでしょう。
しかし、田舎には田舎のいいところがあり、そのいいところが気に入って地元に残っていたり、離れがたい理由があって地元にいる人たちには非常にウザいマウンティングです。
都会に出た方がいいと説教
末期症状です。
上からの目線で「田舎に執着するより、一度都会に出て広い視野で物事を見た方がいい」と説教ぶっていると煙たがれ、帰省しても誰も相手にしてくれません。
また、「何にも変わらなくて安心するわ」などの言葉もシュチュエーションによっては、都会かぶれの症状として受け取られます。
はっちゃけはイタい
うるさい親の目や近所の目もなくなり、手の届く範囲でなんでも揃う都会に出てきた地方出身者がはっちゃけるのはよくある話です。
地元に帰ってはっちゃけている様子を自慢げに話すのはかなりウザいです。
都会慣れしているオレすげーアピールは反感しか買いません。
都会かぶれが重症化した例の一つです。
基本的に都会>田舎という考え方で、地方出身者という立場にコンプレックスがあるか、または、地元にいた時にはパッとしなかった人によく現れる症状です。
都会に住んでいる自分はすごいと優越感に浸っている状態です。
地方に住んでいる人たちを慮るという気持ちは一切ないのでスルーすることをお勧めします。
都会慣れも反感を買う
便利な生活にはあっという間になれます。
発達した公共交通機関、多くの選択肢と欲しいものがすぐに手に届く環境はとても便利です。
しかし、それを田舎でひけらかすのはとても反感を買います。
田舎では、都会のようにいつでも店が空いているわけではありません。
電車も都会のように頻繁には来ません。
チェーン店では物珍しさで大行列だし、遊びにいくところもあまりありません。
それを小馬鹿にするのはやめましょう。
地方には地方の事情があります。
車が移動手段の街で電車が発達するわけがありません。
過疎化が進み人が少なくなった場所で、人の溢れている都会のような営業時間で経営しても集客は望めないので店じまいは早いです。
都会かぶれを引き起こすほど都会に憧れている人がたくさんいれば、都会で流行っているチェーン店が物珍しさで行列を作るのも当たり前です。
都会に慣れた自分アピールは非常に嫌われます。
人によってはそんなことは思っていないのに「田舎をバカにしている」「地元に残っている自分をバカにしている」と受け取られる可能性もあります。
人は環境によって変わっていく
都会かぶれは環境が変わって、環境に馴染もうと努力しているときに発症することが多いです。
多くは、地方出身ということにコンプレックスを感じた時にかぶれ始めます。
その時の年齢や環境、そして関わっている人によって人は変わります。
都会へ移り住んだ人の考え方が変わるのは当たり前のことです。
田舎で培ってきた常識が通じない都会の生活の中では変わらないことは難しいです。
都会かぶれという症状には特効薬がなく時間しか解決してくれません。
また、長い時間が経過しても完治が難しい場合もあります。
症状の程度はコンプレックスの大小に影響され、コンプレックスが大きいと症状は長引きます。
そんな時、地元の友達として「こいつも色々大変なんだな」と生温かく、適度にスルーして付き合いましょう。