【タクシーのマナーと乗り方】タクシーの上座や上司との乗り方

タクシーのマナーと乗り方

タクシーの事前予約のマナーは人数と目的地を伝える!

 

乗車人数、乗降場所、出発時間の確認をし、タクシーを利用するときは事前予約をしておきましょう。

 

《乗車人数》

小型、中型、大きなタクシー会社には大型もあり種類も様々です。人数を伝え、合ったサイ
ズのタクシーをお願いします。
また、駅にタクシー乗り場があっても、タクシーがいなかったりします。タクシー会社に
よってはアプリで呼べたり、電話で事前予約をしておくと安心です。

《目的地》

例えば、駅にも南口、北口などがあり目的地のどこに着いてほしいか地図で確認し、伝えて
おくことをおすすめします。

《時間》

タクシーは車なので混むことも考えられます。予定時刻のギリギリに到着ではなく、余裕を
持って到着できる時間で予約しましょう。

《禁煙か喫煙》

タクシー会社によっては、最近ではほとんど禁煙になっていますが、喫煙できるタクシーもあります。

上司がタクシーで移動中に喫煙する人であれば喫煙できるタクシーをお願いししょう。
禁煙のタクシーしかない場合は上司に事前に伝えておきます。
喫煙、禁煙に関しては相手の普段の生活を見てみましょう。

《支払い》

クレジットカードで支払う場合は自分のカードは対応しているか、領収書が必要な場合は先に会社名、名前などを伝えておきましょう。

 

タクシーにも上座と下座がある

タクシーの上座は

 

①運転席の後ろ

②助手席の後ろ

②後部座席の中央

③助手席の順です。

 

上司は「運転席の後ろ」に座ってもらうように案内するのが原則です。

タクシーに乗る際、上司に上座を勧めますが、上司が助手席を希望としたら、本人の座りたい所に座ってもらいましょう。

長距離になればなるほど好きな所に座り、落ち着いて移動できるようにしましょう。

乗る際に、ドアを押さえ、案内すると親切です。

タクシーのドアは自動で開くものがほとんどですが、ドアを押さえ、案内すると相手にも気持ちがいい印象を持ってもらえます。

乗る前から好印象に思ってもらえるように心がけます。

 

タクシーの助手席に座る人は基本は案内役

基本的には助手席に座り、案内や支払いをします。

運転手も人なので間違えることがあるため、間違えた場合、案内をするようにしましょう。
行先の伝え方も具体的にし、説明が難しい場合は地図などを印刷しておき、持参すると説明がしやすいです。
チェーン店などは△△にある◯◯店と場所を必ず言うことで、運転手さんとの勘違いが防げます。
今はナビ付きのタクシーが多いのでナビで住所を入れて調べれば出てきますので、住所はすぐ分かるようにしておきましょう。
丁寧な運転手さんはナビに入れた時に「こちらで合っていますか?」と聞いてくれますので、確認は必要です。

 

タクシーに置く荷物の置場所

大きいキャリーバック、ベビーカー等がある場合は、トランクに入れます。

タクシーを何人かで乗る場合は特に場所が限られているため、荷物は少なくして乗るのがマナーです。
ホテルはほとんどが、チェックインの前に荷物だけ預けておくこともできるので、荷物をホテルに預けることや駅のロッカーを活用するなど、できるだけタクシーの限られた空間を広くできるように工夫しましょう。

 

タクシーに乗る人の話し相手になろう

運転手さん、上司、一緒に乗る人には移動中でも話好きな人がいます。

乗ってから、みんなで楽しく話が盛り上がるのが理想です。
上司と話さなくて苦痛な時間を過ごすのではなく、あらかじめリサーチし、何に興味があるのかどんなことを話すのか考えておきます。
しかし、上司によっては仕事の日だから移動中こそゆっくりしたい、疲れている等、状況が考えられます。
様子を見て話しかけたり、盛り上げたり、静かにしたりしましょう。
上司が静かにゆっくりしたいのに、タクシーの運転手さんが話しかけてくる場合もあります。

話が好きな運転手さんが話しかけてきたら、自分が積極的に対応すると好印象です。
ご飯を食べる場所、観光地が決まってない場合には運転手さんに聞いてみるのもオススメします。

タクシーの運転手さんは一般の人より沢山のお店や観光地を知っています。
どんな場所を知りたいか具体的に聞いてみるといいでしょう。
桜の時期には時間があれば、目的地まで行く間に桜の綺麗な場所を通ってくれるかもしれないですし、色々聞いてみると楽しいです。

 

タクシーの支払い方法

割り勘の場合でも、まとめて支払うようにします。
タクシーは道路に停まることも予想されるので、なるべく早く降りれるようにしておくとスムーズです。
目的地に近づいたら、メーターを確認し、お金の準備はしておきましょう。
小銭、千円札などお釣りをもらう必要がないように対応できたら、さらに早く降りることが可能です。

 

タクシー会社と運転手の名前をできればメモしておくとよい

降りるときまでにタクシー会社、運転手の名前はメモをしておきましょう。

そうすることで、忘れ物をした時に対応がすぐできます。
うっかりタクシーに忘れてしまうことはありがちなので、お客様を乗せる場合は特に気をつけておきましょう。
タクシーという狭い限られた時間を楽しくみんなが気持ちよく過ごせるように心がけましょう。