冬に車中泊で使いたい布団!コンパクトな布団や毛布や寝る時に便利なグッズ

冬に車中泊で使いたい布団!コンパクトな布団や毛布や寝る時に便利なグッズ

冬の車中泊は大変危険です。

外の気温がグンと下がるため、うまく暖をとれないと低体温症にかかってしまったり、体調が悪くなったりしてしまいます。

できれば冬の車中泊は避けたいのですが、やむを得ない場合もあるでしょう。

例えば、天体観測やキャンプ、旅行などでしょうか?

年末年始に帰省する際に、車で仮眠という事もあるでしょう。

子供と一緒の場合は、特に注意が必要になりますよね。

そのような際に使いたい寝具は、どのような物でしょうか。

「寝袋」と「布団」では、どちらが適しているのでしょうか。

【寝袋】

・ メリット

体にぴったりフィットしているので、空気の出入りもなくあたたかい

コンパクトにまとまるので、扱いやすい

マイナス気温に適応しているものが多くある

・デメリット

体を自由に動かせないので、窮屈でリラックス出来ない

スタイリッシュさやファッション性には欠けるので、おしゃれ感は乏しい

【布団】

・ メリット

家と同じように、体をのばしてリラックスして眠れる

厚みやクッション性があるので、体が痛くならない

・ デメリット

寝返りをうつ度に、外の冷たい空気が入ってくるので、保温性に欠ける

かさばるので、車内が狭くなるし、持ち運ぶのも大変

寝袋ほどマイナス気温に適応していないので、寒い

寝袋も布団も、それぞれに良い点と悪い点があるようです。

個人個人の希望や目的に応じた物を、寝具として選ぶようにしましょう。

おすすめの「寝袋」!

寝袋は、マイナス気温に適応してあるものを選べば、あたたかいというよりも、ポカポカしてくるぐらいの高い保温性を得られます。

しかし、性能の良いものはやはり価格も高いので、たまたま車中泊をする事になったというぐらいでは、購入するのはもったいないです。

寒い時期に車中泊をする機会が多い人にはおすすめです。

思い切って購入するのも良いかも知れません。

「モンベル 化繊シュラフ」

おすすめの寝袋です。

メンテナンスが容易で、優れた快適性を実現しました。

保湿性と速乾性を併せ持つ商品で、国内の3000m級の冬山でも使用できる物です。

マイナス14度まで対応しています。

「モンベル ダウンハガー」

0度前後の気温に対応しています。

マイナス2度でもあたたかく使えたという人もいます。

寒いであろうとたくさん着込んで寝たという人からは、結構あたたかかったので、スウェットの上下ぐらいで十分だという意見が出ています。

おすすめの「布団」!

「マイクロファイバー布団」

丸洗いが出来て扱いやすいです。

薄手ですが保湿性に優れています。

寝袋に比べると、ポカポカ具合は劣りますが、寝心地は布団の方が格段に楽です。

開放感があり疲れません。

寝心地を最優先させたいという人にはおすすめです。

「車内用 電気毛布」

これは、家庭で使う電気毛布と同じです。

シガーソケットから電源を確保して使います。

寒い車内も、あたたかく過ごせます。

「羽毛布団」

家で使っている羽毛布団をそのまま使うという人も多く見られます。

普通に敷いて寝る事が出来ます。

体に対する負担も少ないです。

車中泊は、普段ほとんどしないという人は、このやり方で十分でしょう。

わざわざ寝袋を買う必要はありません。

ただ、布団は顔が寒いようです。

 番外編 「シートヒーター」

寝具ではないのですが、暖をとるには優れものです。

車の座席に被せてのせるように敷いて使います。

このシートの中には熱線が入っていて、ポカポカあたたかくなります。

まさしくホットカーペットの原理です。

背中、腰、お尻のあたりがあたたまります。

シガーソケットを利用して、電源を確保します。

あくまでも、休む時に使用する事をおすすめします。

運転中にあたたまって、眠くなってしまったら大変危険です。

リラックスするタイミングに使用するようにして下さい。

安全に車中泊を!

冬の車中泊には、多くの危険を伴います。

乗用車は断熱性がほとんどないので、かなり冷えます。

とにかく体温を下げない事を心がけましょう。

夜から朝にかけては1番冷え込むので、十分に注意しましょう。

寝具の他にも、様々な方法で暖をとってください。

温かい飲み物を飲むのも良いでしょう。

しかし、車内は火気厳禁です。

一酸化中毒や火災の原因になりますので、くれぐれも注意しましょう。

また、車専用の電子レンジがあります。

そのような物を利用して、温かい飲み物や食べ物をとるようにしてください。

さらに、エンジンの付けっ放しも危険です。

雪が積もったりすると、排気口を塞いでしまいます。

命の危険を引き起こしてしまうので、気をつけましょう。

車中泊は、文字通り車内で眠ります。

ですので、万が一危険な事態が発生したとしても気がつきにくく、対応も遅れてしまいます。

特に子供や高齢者が一緒の際には、細心の注意を払って行動するようにしてください。

冬の車中泊も、安全で楽しいものにしましょう。