ランドセルの通気性は大丈夫?ランドセルのお手入れはどうするの?

ランドセルの通気性は大丈夫?

 

汗で汚れたランドセル、お手入れしないとカビの原因になります。

ランドセルのお手入れはまず汗を拭き取ることから始めましょう。

ランドセルのお手入れの仕方をご紹介します!

暑い日の登下校に、子どもの背中が汗でびっしょりになっていませんか?
ランドセルを買うときには、あまり気にならなかった通気性や防臭、抗菌機能。

使いはじめてから気になったりしますよね。

意外と通気性は見落としてしまいがちです。ランドセルの通気性が悪いと汗疹になってしまったり、ランドセルにカビが生えてしまう可能性もあります。
しっかり手入れをして、湿気をとってあげる事が大切です。

ランドセルのカビ対策

ランドセルを開けると放たれる悪臭は、カビが原因です。
お手入れをしないランドセルはカビの温床。
きちんとお手入れしましょう!

子供は汚れた給食着や、汗をかいた体育着など、ランドセルに詰め込んで帰って来ます。

ランドセルには、子供の汗がたくさんついています。

汗の手入れをせずに放っておくと、カビが増殖しやすくなってしまいます。

ランドセルを上げた瞬間、中にこもった湿気とともに悪臭が漂ってきたことはありませんか?
この悪臭の原因は悪臭カビです。

手入れをせずに、通気性の悪いランドセルを使い続けていると、ランドセルにカビが生えてしまう恐れがあります。

ランドセルの通気性が悪いと悪影響

子どもは汗っかき。
通気性の悪いランドセルなら汗対策が必要かも!
汗で蒸れると汗疹の原因にもなるし、とびひになってしまう可能性もあります。
特にランドセルを背を背負う背中は蒸れて大変です!

もしも通気性の悪いランドセルを使っているのならば、なるべく早く汗対策をする必要があります。

何もせずに放っておくと、子どもの背中にも、ランドセルにも、悪影響が出てしまいます。

子供は、新陳代謝がいいので、大人よりも汗をかきます。

また、身体が小さいので、汗腺の密度が高く、汗をかくと大人よりも蒸れやすいです。

特に暑い時期は、蒸れて背中とランドセルの間に汗をかいてしまいます。

汗が背中に付着したままだと、雑菌が繁殖してしまい、汗疹の原因となってしまいます。
さらに、汗が原因でかゆみも出できます。

痒くて掻きむしってしまうと、傷ができてしまいます。

傷から汗と一緒に細菌が入ると「とびひ」という水疱や膿ができる病気になってしまうこともあります。

とびひになると、傷がどんどん広がってしまい、抗生剤での治療が必要になります。

暑い時期のちょっとした傷は、要注意です。

ランドセルの汗蒸れ対策

最近のランドセルは、通気性がアップしたとはいえ、暑い日の登下校には、やっぱり汗はかいてしまいます。
そんな時、どうすればいいでしょうか

ランドセル用の汗取りパットを使う

通信販売やランドセルメーカーなどで売っている汗取り用パットを使えば、汗を吸収して蒸れにくくなります。
価格も千円からとお買い得です!

ランドセルの背中や肩のベルトに汗取り用パットが販売されています。

メッシュの素材で出来ており、子どもとランドセルの間の汗をしっかりと吸い取ってくれます。

また、身体もランドセルとピッタリくっつくのを防いでくれるので、蒸れも予防することができます。
値段は、大体1,000円〜2,000円くらいです。

ランドセルにピッタリ合ったものを選びましょう。

通信販売や、ランドセルメーカー、販売店で購入できます。

汗をかかないようにする

暑さ対策をしっかりして汗をかかないようにするのも良いですね。
体感温度を下げる工夫で熱中症予防にもなりますね

首に冷たいタオルを巻いたり、ネックマフラーなどの清涼用品を使ってみましょう。

最近では、デザインも豊富で多くの清涼用品があります。

清涼剤を上手に利用することで汗を軽減できます。

汗や蒸れの防止だけでなく、熱中症対策にもなりますよ。

体感温度を少しでも下げて、暑い日の登下校を少しでも安全に歩きたいですね。

ランドセルは自然乾燥させましょう

ランドセルの背中にあたる部分は乾いた布で拭きましょう。

風通しの良い場所において自然乾燥でカビの発生は大方抑えられます。

汚れのひどい場合には中性洗剤を含ませた布で水拭きを!

大切なのは、きちんと乾かすこと!

使わない時には、風通しの良いところでしっかり湿気を取りましょう。

ランドセルの背当てのお手入れは、乾いた布で拭いてよく自然乾燥させれば大丈夫。

汚れがひどい場合は、中性洗剤を含んだ布で水拭きすると良いでしょう。

汗がついたら、先ずは乾いた布で拭き取って、しっかり乾かしましょう。

週末は、風通しの良い場所に置いてしっかり湿気を取ってください。

また、ランドセルの中に新聞紙を入れておくのも効果的です。

ランドセルの素材は?機能は?

本牛革や、天然皮革は、動物の皮なので毛穴があり、革が呼吸をする為に通気性が良い。
人工皮革でも、今では開発されて湿度を抑えて蒸れにくくなっている。

子どもの背中に密着しないように工夫されている商品もあります。

色やデザインに惑わされずに、機能性を重視して選びましょう。

撥水加工してありながらも、空気をたくさん通して蒸れにくく工夫されているものもあります。
また、子どもの背中にあたる、背当ての部分に段差やデコボコ、ウェーブをつけて通気性に配慮して蒸れにくい形をしているランドセルもあります。

背中へのフィット感も良く、通気性も確保されています。

ランドセルの特徴は、メーカーごとに異なっているので、デザインや色ばかりにこだわらず、機能性も子どもに合ったものを選びましょう。

大人がきちんとみてあげましょう。

 

子どもは自分では気がつけません。
大人がしっかりと見てあげましょう。

子どもは、背中が蒸れていても、ランドセルが背負いにくくてもなかなかそれを正確に親に伝えることができません。

あせもの背中を見て、ようやく「あれ?背中が蒸れているのかな?」と気付いたりします。
背中が汗で蒸れたり、子どもにあせもができてしまったり、ランドセルにカビが生えたりする前に、大人がちゃんと準備をして、見守って、大切な子どもの背中をいつも元気にしてあげましょう。
夏休みの間のランドセルの保管も、湿度の高いところではなく、風通しの良い場所に置きましょう。
一生に一度のランドセル。
6年間、子どもの背中で一緒に小学校生活を過ごしてほしいと願っています