お酒が弱いのは遺伝のせい!お酒が強い人と弱い人の特徴とは?
多くの方が大好きなお酒!
飲むと気分も盛り上がり、会話も弾むきっかけになりますよね。
でも飲んでいて気分が悪くなってしまうことを多くの方が経験したことがあるでしょう。
一方でいくら飲んでも元気なままの人を見ると「なんで酔わないのかな?」と不思議になりますよね。
実はそれは遺伝的なものが関係しているのです。
お酒が弱い人は飲めない体質です。
どんなに頑張ってもガバガバと飲める体質に変わることは滅多にないです。
でもお酒の味が好き、お酒を飲んで気分転換をしたいという方のためにお酒が弱い人の特徴やお酒を楽しめる方法、注意点を紹介していきます。
まずは無理に一気飲みすることのないよう、自分のペースでお酒を楽しむようにしていきましょうね。
お酒の強さは生まれた瞬間に決まっている!?
お酒は飲み続けていれば強くなる、とも言われています。
飲んでいれば多少は強くなる可能性もあるとか。
でも、お酒の強さは生まれた瞬間に遺伝で決まっているもの。
そのため、あまり改善は期待できません。
お酒の強さは大きく分けて3段階で分かれています。
・お酒が強い人の特徴…体内に入ったアルコールを素早く分解できる
・お酒が弱い人の特徴…体内に入ったアルコールの分解がゆっくりだができる
・お酒が全く飲めない人…アルコールの分解が全くできない、すぐに酔う
アルコールを摂取すると肝臓ではアルコールがアセトアルデヒドという物質に分解をされます。
このアセトアルデヒドは、吐き気、頭痛などを引き起こすことがある毒性のあるものと言われているのです。
アルコールの分解=アセトアルデヒドの分解が素早くできるかが、アルコールに強いか弱いかを決めることになります。
しかし、日本人の大半はこのアルコール分解能力が弱いです。
全く飲めない=アルコールの分解ができないという体質の方も10人に1~2人はいるとされています。
お酒がどんどん飲める人は摂取をしてすぐに分解が進んでいきます。
いくら飲んでも酔わないというお酒を飲むために生まれたような体質です。
お酒に弱いけど飲める方は無理をしなければお酒を楽しめる体質。
お酒にが全く飲めない人は分解ができない、アルコールへの耐性が全くありません。
飲むとすぐに吐き気、気持ち悪さとなって不快症状が現れてしまう確率が高いでしょう。
これらは全部、生まれた時からの遺伝で決まっていると言われているので場数を踏めばいいというものではないということですね。
女性はお酒が弱いもの?年齢や性別によっても弱さが決まる?
女子会も流行っており、女性もお酒を楽しむ機会が多いですね。
しかし、女性は男性に比べるとアルコールの分解能力が低く、すぐに酔いが回ってしまいます。
女性はお酒に弱い体質の人が多いです。
お酒に弱いその理由は男女の体格差にあります。
体格は男性の方が体格は大きくなりますよね。
体格が良い方は体内に水分を多く含んでいます。
水分が多いと摂取したアルコールも薄めてくれます。
そのため、体格が小さく、水分量の低い女性は元からお酒が弱い体質になってしまいます。
しかし、女性でもお酒に強い方はいますね。
そんな方はアルコールの分解能力に優れた、お酒が飲める体質の方と言えるでしょう。
また性別や体格差でもお酒の弱さは変わってきますが、年齢によっても変わってきます。
若い年代の方がアルコールの分解能力は高く、年齢を重ねていくと体力の低下と共にアルコールの分解能力も落ちてくると言われているのです。
お酒の限界がわからない人は注意!弱い人が無理に飲むと危険
会社の上司に勧められたから…みんなが飲んでいるのに自分だけ飲まないわけにはいかないから…。
現在ではお酒を無理強いすることはマナー違反です。
しかし、お酒を周囲に進められる機会は多々あります。
そんな時、飲めない方も無理に飲んでしまうことがありますよね。
弱い人はゆっくり飲めば体内のアルコールが徐々に分解されていきます。
しかし、全く飲めない方は体内に毒素が溜まる一方です。
そんな状態でアルコールを摂取し続けると急性アルコール中毒を引き起こすことにも繋がります。
お酒は辛くなるためではなく、楽しむために飲むものです。
命の危険になることを考えて無理に飲まないようにして下さいね。
お酒は好きだけど弱い…そんな気持ち悪くならない飲み方は水!
お酒が弱いという方、少しでも飲んでいたいという方はお酒と一緒に水を摂取することをオススメします。
水を一緒に摂っているとアルコールも一緒に薄めてくれるので吐き気などを引き起こす毒素も薄まってくれるのです。
また、アルコールを尿と一緒に排出しやすくしてくれます。
お酒を飲んだ分と同じぐらいの水を飲みましょう。
お酒を注文したら一緒にお冷も側に置いておくといいですね。
お酒によって悪酔い度が違う?日本酒やビールの違いは?
「ビールだと酔う」、「日本酒だとダメ」…。
お酒を飲むとお酒によって悪酔いすることがありますよね。
それはお酒の成分に違いが生じているからと言われています。
お酒=アルコールと一まとめにしてはいますが、アルコールにも実は数種類のものが存在します。
また、含まれている不純物によっても酔い方が変わってくるものなのです。
一般的には色がある酒類は不純物やアルコールの種類が多く、悪酔いをしやすいと言われています。
反対に色が薄いもの、蒸留酒はアルコールが1種類で不純物も少ないので悪酔いがしにくいと言われているのです。
まとめ
お酒が弱い強いの基準は生まれた時からの遺伝で決まっています。
お酒を楽しむためには自分がアルコールを分解する能力があるのかを見極めることが大切。
弱い方は「水と一緒にゆっくり」と飲むスタイルにするといいですね。
「体格、年齢、男女の性別」によっても弱さは変わってきます。
お酒は楽しむためにある嗜好品なのでゆっくり味わい、気分の高揚を楽しむようにしていきましょう。