居酒屋やバーでも必ずと言っていいほど目にするカクテル、モスコミュール！
そんなモスコミュールはウォッカベースのお酒の中でも、かなりメジャーなカクテルです。
さらっと飲みやすいので女性にも大人気ですし、特に暑い夏には、爽やかでついつい飲むスピードが早くなってしまいます♩

ただ、意外とアルコール度数が10〜13度と高めなので、飲みすぎには要注意です。。

そもそも、モスコミュールってどうやって生まれたのかご存知ですか？
諸説あると言われていますが、意外と知られていないこの話は知ると誰かに話したくなってしまいますよ！

実は、1940年頃、ハリウッドのバーテンダー、ジャック・モーガンが
たまたま作り出したカクテルと言われています。
ジャックは、あるカクテルイベントに参加しようと大量のジンジャービアを仕入れました。
ただ、結果は全く売れませんでした。。
そこで大量のジンジャービアを消化するために試行錯誤したのち生まれたのが
当時アメリカで流行していたウォッカに、ライムを絞り、ジンジャービアを入れたものです。
それが今のモスコミュールの起源なのです！
そして、たまたま同じ時期に銅製のマグカップが売れずに悩んでいたジャックの友人がいたので
そのマグカップにモスコミュールを入れて売ってみてはどうだろう？と提案しました。
すると、それが見事にヒット！
そんな奇跡的な組み合わせから生まれたモスコミュール、素敵ですね♩

今や居酒屋やバー、どこでも飲めるモスコミュールは、ジンジャービアではなくジンジャエールで割られているので
とても飲みやすいのが特徴です。

そんなモスコミュール、実は作り方はとっても簡単で
気軽なものを使って自宅で楽しむことができるんです。

◇モスコミュールの作り方
材料(1杯分)
ウォッカ 45ml
ライム ½個
ジンジャーエール 90ml

◇作り方
氷を入れたグラスに、まずはライムを絞り、そのままライムも入れます。
ウォッカを注いだら、ジンジャーエールで割って軽く混ぜたら完成！

と、こんなに簡単なのですが、せっかくなら自家製シロップを作って
いつでも気軽に自宅で楽しんでみてはいかがでしようか？

◇レモン&ジンジャーシロップの作り方
材料
レモン2個
生姜100g
氷砂糖100g

◇作り方
①レモンと生姜はよく洗い、レモンは厚さ5mmほど、生姜は細かく切ります。
②氷砂糖と交互にレモンと生姜を、瓶に詰めます。
③毎日2回くらい瓶を揺すります。氷砂糖が全て溶けてから2週間ほど続けます。
※冷暗所への保存をおすすめします。

◇自家製シロップ入り！モスコミュールの作り方
自家製シロップに、ウォッカ大さじ3杯、炭酸水を注いで完成！

★より美味しくするポイント
・レモンまたはライム(レモン果汁やライムジュースもOK)を絞って、よりフレッシュに！
・銅製のマグカップを使えば、見た目も冷え具合も本格的なモスコミュールに！
・全て注いで混ぜる時は、グルグル回さずに、クラスの底の氷を2〜3回持ち上げるように混ぜるとより風味を楽しめます！

ホームパーティーでお友達を招いたら、自家製モスコミュールを振舞うのも、１つの楽しみ方ですね！

最後にモスコミュールにオススメ、ウォッカのご紹介と
ちょっとしたアレンジをご紹介します♩

◆スミノフ
一度は耳にしたことがあるはず、ウォッカの定番です。ロシア生まれ、クセのないのが特徴です。
◆ズブロッカ
伝統的な製法で、政府にも認められる香り高いフレーバーウォッカです。わずかな甘みに、独特な香りは桜餅のようなもの。世界中にファンを持っています。
◆ファイヤースターター
パッケージにとてもインパクトを感じ、飲んだ後はインテリアとしても使えます。東欧モルドヴァ生まれ、豊かな丘陵で作られた冬小麦を原料としていて、19世紀から伝わる秘伝のレシピを元に作られています。
◆スカイ
アメリカ・サンフランシスコで1992年から販売されています。新しめの銘柄ですが、世界中では絶大な人気を集めています。ブルーのボトルがオシャレで、口当たりはクリアでストレートです。
◆グレイグース
フランスで製造されています。従来のウォッカとは異なるコンセプトで作られていて、プレミアムウォッカの中でも、原材料の良さを残すために蒸留とろ過を最低限度にとどめているのが特徴なので、最高品質と言われています。
◆ストリチナヤ
ウォッカの本場、ロシアで多くの国民が愛飲しています。国営銘柄でもあり、厳選された素材を使い、高い品質で製造をしています。バリエーションも多いので、色々な風味を楽しめます。ウォッカ初心者にもオススメで、カクテルベースにしても邪魔をしません。
◆フィンランディア
北欧フィンランドで製造されており、特に有名な銘柄です。北欧独自の環境と、フィンランドに昔から伝わる伝統製造が作られ、上品な口当たりが特徴的なプレミアムウォッカです。

アレンジ①レモンやライムの代わりに、ゆずの輪切りを沈めると、いつもと違うモスコミュールに！
アレンジ②ウォッカではなく、芋焼酎をベースにして独特な甘みで楽しむモスコミュール！
アレンジ③自家製シロップにラムやテキーラを使って、全く違った雰囲気に味を楽しむのも♩