田舎者はわかる? 田舎者と呼ばれる人の特徴とは!

田舎者はわかる? 田舎者と呼ばれる人の特徴とは!

「田舎者」と言われて傷ついた、という経験をした事がある人はいますか?

住んでいる地域で、人を差別してはいけないとわかっていても、どうしても気になってしまうことってあるのです。

「あの人は、田舎の出身だから」と思う時、たいていネガティブな印象を持ってしまっているものです。

「田舎者」と思われたり呼ばれたりする人とは、いったいどんな人なのでしょうか?

「田舎者」だと思われる人の特徴をあげていきたいと思います。

 そもそも「田舎者」とは?

「田舎者」とは、やはり田舎の人や田舎育ちの人をさす言葉です。
しかし、無作法な人、物を知らないやぼな人をののしったり、自らへりくだって言う言葉でもあるとされています。
あまり、良い意味では使われないのは事実のようです。

都会人から見た「田舎者」

非常識な人が多い。

少し配慮が足りないなと感じる経験をしたことのある人は多いようです。
地方出身の人は、生活音が大きく騒音に鈍感な傾向があるようだという意見は多いです。
体験談には次のようなものがあります。

「スマホで音楽を大音量で聞く。注意してもあまりきいてくれない」

「ルームシェアをしている田舎出身の人は、私が風邪をひいて寝込んでいるのに、エアコンの温度を勝手に自分好みに低くする」

「家に泊まりに来た地方出身の友達は、夜中にもかかわらず大声で騒ぐ。注意をすると、厳しすぎると言われた」

近隣の住居も離れていて、あまり周囲に気をつかわずのびのび過ごしてきたからなのでしょうか。

禁止事項の多さに驚き、うんざりしている

人や建物が密集しているからなのか、都会の方が制限が多くなります。

「釣り」や「撮影」、「立入」などは、常識や危険を伴うがゆえの制限である場合が多く、都会とか田舎とか関係ないことかも知れません。

細かい制限の少ない地方出身の人にとっては、あれもこれもダメだなんて、という風に感じてしまうのでしょう。
バーベキューや花火、ボール遊びなどの楽しい事が自由にできないというのは、仕方ない事なので受け入れていながらも不自由に感じているのは都会の人も同じではないでしょうか?

【少数派の見解あれこれ】

「歩道橋」を知らない人が意外と多い

小学校の交通安全教室で、「信号」や「横断歩道」の説明の時、「歩道橋」に驚いている。

スーパーの駐車場や駐輪場でさえも有料なのに驚く

 歩くのを嫌がる

車が大好き

車での生活に慣れすぎているので、疲れやすいです。

都会の人は歩きます。

車がなくても不便じゃないし、逆に車だと大変な事も多く、駐車場代がかかるだけです。

都会の人は「ひ弱」なイメージがありますが、足腰は強いです。

 明るい色彩の服を着ていない

髪型がどことなく古い感じがする

田舎であまり派手な格好をしていると悪目立ちしてしまい、変な噂が広がってしまうと言う人もいます。

あまり冒険せず、無難にしていたいという人は多いようです。

でも、オシャレに憧れを持っているんですけどね。

順位にこだわったり、優劣をつけたがる

レッテルや地位に敏感でブランド志向であるイメージが強いようです。

世間が狭く、人の噂がすぐに広まってしまうという地方ならではの感覚なのでしょうか。

 「田舎者」から見た「田舎者」

自分がダサく思える

東京に出てきた地方出身の人の中には、周りの人たちがみんなオシャレで格好良く見えてしまい、劣等感を抱えている人は多いのです。

話し方やファッションが周りと違う事に、あらためて思い知らされて落ち込んでしまう時もあるようです。

田舎は嫌だ!早く出て行きたい!

地方に住んでいる人の中には、自分の住んでいる場所に嫌気がさしていて、早く出て行きたいと思っている人もいます。

「田舎にいると、いじめや噂話ばっかりでうんざり」

「田舎の人は温かみがあるとか言うけど、全然そんなことはない!田舎の人はズバズバ物を言うし、言い方もきつい!」

「田舎者」の良いところ

ネガティブな意味合いで使われる「田舎者」という言葉ですが、地方出身者の良い所も当然ありますよね。

 素朴で純粋

田舎には都会のようなしがらみも少なく、のびのびと素直に育ってきたということが伝わってくるような人柄の若者たちもいます。

その若者たちに対して、「都会で汚れてしまわないように」と願う大人はたくさんいるのです。

方言がかわいい

本人は気にしているのかも知れません。

しかし、意外と「かわいい」と思われているものなのです。

帰省する時、うらやましい

おいしい食べ物がたくさんあって、家族や人情深い地元の人たちが待つ故郷への里帰りは羨ましく感じます。

気前がよくて、おおらか

情が深く、友達思いの人が多いので、たくさんの人に慕われているのでしょう。

差別しないで

「田舎者」だとか「都会人」などと、いうこと自体が「田舎者」だ、とよく言われています。

つまりは、視野が狭いということなのです。

どちらにもメリット、デメリットはあるし、人格形成にも影響があるのかもしれません。

しかし、固定観念はよくありません。

「田舎者」という言葉を、人を差別する目的で使うのはやめましょう。