どこかに出かければ、車を停車する場所が必要ですが、「ここの駐車場高いな!」と思った事もあるかと思います。
安い駐車場を探して、目的地周辺をぐるぐる探しまわった事がある人も多いでしょう。
なぜ、駐車場によってこんなにも料金に差があるのでしょうか?!
日本一高い駐車場はどこにあるの?
駐車場の料金設定には、土地代が関係してきます。
土地代が高い場所は、必然的に利用料も高くなってしまうのは、仕方がないと言えるでしょう。
では、日本一高い駐車場はどこにあるのでしょうか?
ピンときた人もいるのではないでしょうか?
日本一土地が高いと言えば、
そうです、「銀座」です。
日本一高い銀座のコインパーキングは、
10分600円なのです!!
1時間1800円です!
簡単に誰でも利用出来る金額ではありません。
しかし、高級店が立ち並ぶ銀座を利用する人たちにとっては何の問題もないのでしょう。
昼間はほぼ満車状態になっているようです。
さらに駐車場が高くなる場所は、
✅都会の駅の近く
がありますね。
駅の近くは、言わずもがな駐車場があがります。
駐車場の節約をしたい方は、駅から離れた場所を探しましょう。
駐車場を安く探すポイント
駅の近くで駐車場を安く探すポイントは、裏路地に入ってみると意外に駐車場の料金が安く設定されていることがあります。
裏路地は人が来ないからか、表通りの料金よりも格安の場合が多々あります。
ですので、「駐車場が高いな」といって諦めず、すこし裏路地を探してみることもおすすめです。
また、駅から300メートルほど離れると安くなる傾向があります。
専用のアプリなどを使って、賢く駐車場を探しましょう。
駐車場にはどのようなものがあるでしょう?
主な駐車場は、このような形態です。
・ コインパーキング
10分、30分、1時間単位で料金が発生し、利用した時間に応じて出庫時に料金を払います。
目的地の近くで探して利用します。
・ 月極駐車場
名前の通り、1ヶ月単位で料金を払います。
自宅や仕事場の近くなど、都合のいい場所の駐車場を探して、責任者と契約を交わします。
期間を決めて契約する場合や、決められた月数ごとに更新する場合があります。
・店舗や施設などに隣接されている、専用駐車場
その場所を利用する時に、利用者のみが使用出来る専用駐車場。
関係者以外が利用する事は、ほとんど禁止されています。
大きく分類すると、以上のようになります。
運営形態はどうなっているのか
駐車場の運営はどうなっているのでしょうか?
運営から、駐車場の料金の謎に迫ります。
・ 駐車場の運営会社が土地を借りて運営している場合
このような形態の場合は、運営会社が料金を設定します。
土地代に応じて儲けを設定しているので、運営されている場所によって料金がバラバラになるのです。
・ 駐車場の運営会社が土地を借りて、加盟店が運営している場合
このような形態の場合は、運営会社と加盟店との間で料金設定をする場合が多いです。
この場合も、やはり基本は土地代に応じて設定するのですが、お客さんや利用者の事を考えた設定になるので、比較的利用しやすい料金設定になっている所が多いでしょう。
・ 土地を所有している人が運営している場合
この場合は、運営している人の考え方ひとつで料金が決められます。
極端に言えば、儲けようと思えばいくらでも儲ける事が出来るし、ものすごく安く設定する事も出来るでしょう。
これらの様に、運営形態だけに目を向けてみても、料金に差が出る理由がわかってきます。
都会の商業施設は、駐車場が高い?!
ショッピングモールなどの商業施設には、大型駐車場が隣接されています。
しかし、その利用料が店舗によって異なる事がよく見られます。
同じ系列の商業施設なのに、料金に差が出るのはどうしてなのでしょうか?
傾向を見てみると、街中にある店舗の方が高くて、郊外にある店舗は無料の所も多いように思えます。
土地代などを含めた様々な立地条件によるものだということはわかっていても、何か納得のいかない気がするものですよね。
わざわざ足を伸ばして、駐車料金のかからない店舗まで行った事がある、という人も多い事でしょう。
この、駐車料金の差には色々な理由があるかと思われます。
街中の商業施設を無料にしてしまうと、施設を利用していない人の利用も増えるでしょう。
そうなると、本当に施設を利用する人が車を停める事が出来なくなってしまう可能性も出てきます。
だからこそ、ある程度の料金設定が必要になってくるのです。
ですが、最初の1時間は無料サービスや、2000円以上購入したら1時間無料サービスなどを設けている商業施設も多いです。
利用してくれる人に対するサービスの意味もありますが、加えて回転をよくする目的もあると考えられます。
このような料金設定の場所は、最初の無料サービスの時間を過ぎてしまわないように、こまめに出庫して入庫しなおすのも、ひとつの対策です。
利用目的に応じて、上手に利用しましょう。
郊外の症状施設の駐車場の料金
一方で、郊外の商業施設は駐車料金が無料の所が多いのは事実です。
これにも様々な事情があるのでしょうが、やはり一番の目的は「集客効果を狙う」事ではないでしょうか。
近隣の人以外にもわざわざ足を運んでもらうには、駐車料金無料のサービスのような魅力的な理由が必要です。
街中の同じ系列の店舗との差別化をはかっているのです。
以上の事から、立地条件や運営形態などによって駐車場の利用料金にも差が出てしまうのも当然と言えるでしょう。
駐車料金には、極力お金をかけたくないものです。
少しでも無駄にお金をかけないように事前にリサーチするなどして、利用場所や利用目的に応じてうまく利用しましょう。