頭のいい人って??
頭のいい人は、常に論理的な思考をしています。
物事の道筋を考えて行動します。
好き嫌いでは判断しません。
話し方ひとつとってもそれは顕著です。
頭のいい人は、要点をまず定め、それに付随する情報を付け加えます。
わかりやすく、伝わりやすい話し方を意識しなくともしています。
俯瞰し、かつ客観的な視点を大切にし、広い視野で多くの選択肢の中から行動を決める。
そんな人が自然と「頭のいい人」と認識されます。
頭の良さの感じ方は人それぞれです。
ここでは「話し方」について頭のいい人の特徴をご紹介します。
頭のいい人の話し方
頭のいい人の話し方はどんな特徴があるのかまとめました。
話の理解力が高い
頭がいいと感じる人は聞き上手が多いです。
話を聞いて、すぐに要点を理解します。
もしくは少しでも理解しようと、相手の話をしっかりと傾聴できます。
どんな人でも何事も初めは知らないことからのスタートです。
そんな中、仕事でもプライベートでも、相手から得た情報を、しっかり理解し、噛み砕いて、自分の知識として習得できます。
自分や相手の理解度によって、話し方、伝え方を変えられる
頭の良い人はどんな相手にもわかりやすく、簡潔な言葉で伝えられます。
自分の中でも話をきちんと整理、理解しているので、要点がきちんと押さえられます。
要点が伝わることが目的なので、簡潔に説明します。
話をする時、やたらと難しい言葉を羅列したり、聞いたこともないような横文字
を偉そうに話し、「頭がいい」アピールをする人もいます。
しかし、それは決して頭がいい、とは言い難いですよね。
それはどちらかというと、(頭のいい人に見られたい人)でしょう。
残念な人の例
これは私の体験談です。
知人にとても勉強家の保険屋さんがおりました。
常に向上心があり、色々な保険セミナーに参加し、小難しい保険を沢山紹介してくださる方でした。
しかし!
残念な事に、顧客への説明が絶望的にわかりにくい!
とにかく伝わってこないのです。
保険に関しては無知に近い顧客は、保険屋さんの話を頼りにし、参考にして入会を検討します。
内容を理解できない、加入の意味がわからない保険には、入会して、無駄な支出は増やしたくありません。
もし、これを分かりやすく、簡潔に、今入る事のメリットを教えてもらえれば、入会をしたかもしれません。
しかし、この時は内容が充分理解できなかった為、見送りとしました。
相手の時間を奪い過ぎない話し方
限られた時間の中で、より適切な情報を伝えられる事も頭の良い人の話し方です。
例えば塾の先生がダラダラと講義を続け要点も定まらない授業を行います。
45分という長い時間で、どれだけの人が集中し続けていられるでしょうか。
大半の生徒は内容を理解できぬまま、なんとなく話を聞いて講義は終了。
これでは成績UPは見込まれません。
与えられた時間の中で、どの情報を伝え、理解をさせるのか。
要点を押さえた効果的な話し方で、多くの生徒の点数をアップさせる事のできる先生が優秀とされるでしょう。
相手にストレスを感じさせない話し方。
頭のいい人は、話の起承転結が上手く、話すタイミングやテンポも上手なので、聴いている相手も退屈せず、楽しく会話が続くはずです。
友人、知人同士の何気ない井戸端会議でも、
結局何が言いたかったんだろう…ということはないでしょうか?
相手の時間を奪うことにも繋がります。
楽しい会話ができる人は仕事でもプライベートでもステキな時間を過ごせそうです。
そして、自然と仲良くなりたくなるでしょう。
まず、結論を先に出す
日常の会話やビジネスの場では、先に結論が出る事で、相手に用件が伝わりやすく、その後の内容もスムーズに頭に入りやすくなるでしょう。
結論を先に話すことで、そのあとの説明もわかりやすいものになります。
例えば、講義などをする場合
「これはBとCの〜によってAという答えになります」
「これはAです。なぜならBとCの〜」
どちらが頭に入りやすいでしょうか。
後者の方が正解がまず頭に入り、そのあとの説明も理解が進みやすく感じます。
もちろん映画や小説で、結論が出てしまっては台無しになってしまうので、いけません。
それは「ネタバレ」で、相手によっては激怒されます。
気をつけましょう。
説明が論理的で説得力が高く、信憑性がある。
相手への説得力が高い人は頭のいい人ではないでしょうか。
具体的な数値や例え話を使って、誰にでもわかりやすく、かつ、納得できるように話すことができる人は稀です。
優秀な人の例
以前の職場で、数万円もする化粧品をバンバン売るスタッフがおりました。
もちろん相手は湯水のようにお金を使える顧客ばかりでは無く、普通のOLさんや主婦の方が中心です。
ではなぜそんな高額品が売れていたのか…。
それは商品の効果効能や信憑性が、具体的かつ、わかりやすく伝えられ、お客様の信頼を勝ち得た結果でした。
どれだけ素晴らしいアイテムでも、良さが最大限に伝わらなければ、高額な商品を購入して頂く事は出来ません。
そこはやはり、販売員さんの頭の良さだったのだと思います。
まとめ
さて、ここまで、頭のいい人の話し方を考察してきました。
巧みな話術は一朝一短で身につくものではありません。
日々の暮らしの中での経験の積み重ね、身近にいる頭の良さを感じる人を観察し、意識的に真似してみる。
そんな事から始めてみると、人を惹きるける話術を手に入れられるでしょう。