赤ちゃんの機嫌はいつ頃良くなる?赤ちゃんの睡眠と機嫌の関係

赤ちゃんのご機嫌はいつから良くなる?

赤ちゃんは突然機嫌が悪くなってぐずったり、泣き出したりします。

育ててみなければわからないことに「赤ちゃんの機嫌」があるよね
泣かれるとイライラするし、困るけれど、どうしたらいいのという答えは、その赤ちゃんによって違うから対処法が確立するまでは手探りだよね

そうなると、どう対応したらいいのかわからずに困ったり、悩んだり、時にはイライラしたりと大変です。

みんな違う顔をしているように、赤ちゃんの性格もそれぞれ違います。

自分の赤ちゃんの仕様を把握するまでは、親も悪戦苦闘の日々です。

生まれたばかりの赤ちゃんは「眠る」ことを学習していないので泣きます

赤ちゃんがうまく寝付けなくてぐずるのは、まだ、睡眠の習慣をよく知らないからです。

赤ちゃんがご機嫌斜めになるのは、「眠る」ことがうまくできないから

物を食べたり、トイレに行ったりするのを覚えるように、睡眠も学習して覚えます。

その習慣を教えてあげるのが親です。

子どもがぐっすり眠れないのも、機嫌が悪いのも、誰のせいでもありません。

赤ちゃんは、今はまだ、睡眠とはどういうものなのかを学んでいる途中です。

赤ちゃんが起きていられる時間は?

赤ちゃんの生体リズムは「目を覚ます→おっぱいを飲む→寝る」。
このリズムが整うと、ぐっすりと眠ることを学習します。
ただし、これには個人差があるため、他の子と比べても意味がありません。

生体リズムとは、わたしたちの体が一定の周期で繰り返しているリズムです。
赤ちゃんは、大体3〜4時間の生体リズムを持って生まれてきています。

これは、3時間ごとに「目を覚ます→おっぱいを飲む→寝る」を繰り返す習性です。

一つのサイクルが終わると、また、「目を覚ます→おっぱいを飲む→寝る」という活動をします。

大人は、一日のリズムがほぼ24時間でできていて、睡眠と覚醒を繰り返しています。

大人に比べて赤ちゃんはの生体サイクルはとても短いです。

子どもは、少しずつ生体リズムを変えていき、ぐっすり眠ることを学んでいきます。

一人で寝付くのが難しい子もいます。

夜中に何度も目を覚ましたり、眠りが浅くて直ぐに目を覚ましてしまう子もいます。

中には同じ年の子よりも睡眠時間が短かい子もいます。

しかし、心配ありません。

子どもはそれぞれのペースで眠り方を覚えています。

赤ちゃんの生体リズムはいつから変わる?

赤ちゃんの生体リズムは、生後3〜4ヶ月頃から少しずつ変わり始めます。

赤ちゃんの生体リズムは生後3〜4ヶ月頃から変わっていくよ。
そしてだんだんと大人と同じリズムになって、朝までぐっすりと眠れるようにワイパー んだ

3〜4時間の生体リズムから、大人と同じ24時間のリズムに移っていきます。

それにつれて、夜の睡眠がだんだんと長くなります。

そして、ついに6時間連続で眠れるようになり、私達、親を安心させてくれるのです。

生後6ヶ月頃になると、夜の睡眠は大体12時間くらいになってきます。

それ以外に、昼間2〜3回のお昼寝もするようになります。

この変化は、人間の脳内で、時計のような働きをする細胞によって起こります。

体内時計と呼ばれる細胞の働きにより、24時間サイクルができ上がっていくんだ

この時計は「体内時計」と呼ばれています。

この体内時計は、人間の生活のリズムを24時間のサイクルに適応させる働きがあります。

赤ちゃんは、まだこの体内時計が24時間に順応していないので、大人が時計のネジを巻いてあげる必要があります。

体内時計を整えてあげましょう

外からの刺激で、明るさと暗さ(昼と夜)を認識させましょう。

騒々しさや静けさをはっきりとさせてあげるのは効果的です。

朝は、カーテンを開けて朝日を浴びせてあげると、体内時計が動き始めます。

朝にはカーテンを開けて朝日を浴びさせ、食事のあとは眠る、という生活習慣を付けさせます

また、食事や授乳の時間も利用して、何か口にしたら、次は眠るのだと言うことを教えてあげましょう。

夜泣きで赤ちゃんが寝なかったり、大騒ぎしているのは、お母さんの責任ではありません。

自分を責めるのはやめましょう。

夜泣きや夜眠らないのはお母さんの責任ではなく子供の個性です。
子供の特性なので、仕方がないのです

私も、育児ノイローゼになるかと思うくらいに睡眠で悩みました。

きっと、皆、似たようなことで悩んでいるのでしょう。

でもそれはお母さんのせいではなく、子どもの特性なのです。

親はどうすればいいの?

赤ちゃんは、とても頭が良くて敏感です。

親の不安は子供に感染します。
にっこり笑ってドーンと構えていれば大丈夫。
優しい声で話しかけて、「大丈夫だよ」と安心させてあげましょう

だから、少しの変化もキャッチして感じてしまいます。

親が不安や自信のない態度で接していたら、その不安は赤ちゃんにも伝わってしまいます。

まずは、自信のある態度で赤ちゃんと接してください。

お父さんやお母さんは、子どもに自信に満ちた、迷いのない態度で話しかけてください。

子どもが駄目なこと、不適切な事をしたときは、きちんと違うという態度をとり、そのことを容認しないことと同じです。

赤ちゃんが機嫌が悪くても、オロオロせずに落ち着いて、優しい声で話して安心感を伝えてください。

赤ちゃんが泣くのは当たり前のこと

子どもはまだ、生活の習慣ができていないので、泣くのは当たり前です。

赤ちゃんが泣いたら、優しい気持ちで接してあげましょう。

わたしは、あなたをとっても愛しています。

だから、眠ることを教えています。

今はまだできなくも、ちゃんと覚えられるから大丈夫だよ。

と、優しい気持ちで接してください。

成長するに従って赤ちゃんもご機嫌な時間が増えます

眠ることは赤ちゃんにとっても親にとってもとても大切なこと

でも、赤ちゃんは「眠る技術」を取り込むのに時間がかかります。

時間がかかってもちゃんと覚えるから大丈夫

夜眠れるようになれば赤ちゃんが機嫌よく過ごせる時間も増えるでしょう

赤ちゃんや子どもが、夜中に何度も起きずにぐっすり眠れるようにすることは、時間のかかる、とても大変な仕事です。

人間の体は、眠っている間に、翌日に必要な物を作り出しています。

子どもも、睡眠が足りないと、日中ぐずったり、怒ったり、ボーッとしたりしてしまいます。

また、大人も睡眠不足によって、疲労感や不安感、挫折感、無力感などが引き起こされます。

攻撃的な態度になったり、夫婦で喧嘩が増えたりしてしまい、悪循環になります。

誰も眠らずには生きていられません。

睡眠は生きることに不可欠な行動です。

子どもは成長するに従って、睡眠の仕方を学んでいきます。

睡眠の仕方を覚えれば、自然と夜、眠れるようになります。

そして、夜眠れるようになると、赤ちゃんはご機嫌な時間が増えてくるでしょう。