旦那にイライラする!これって産後だから?原因や対処法は?
赤ちゃんが産まれるととても嬉しいです。
しかし、育児は自分のことなんてできないくらい大変ですよね。
産後、無性に旦那様にイライラすることありませんか?
奥様はずっと家にいるのだから時間あるだろう。
そう考える旦那様もいるでしょう。
しかし、奥様には自分のための時間は全くありません!
最近、奥様が怒りやすくなったと感じている男性にもぜひ読んで頂きたいです。
産後ってどういう状態?
産後はいろいろなことが重なって精神的に不安定になりがちです。
出産すると女性ホルモンが減少し、ホルモンバランスが急変します。
それに加えて日頃の家事や慣れない育児で疲労が溜まり、イライラしやすくなってしまいます。
睡眠不足
産まれたての赤ちゃんはこまめに母乳やミルクを飲むため、朝まで寝ているということはありません。
2〜3時間おきには起きてミルクを飲んだり、おむつを替えるの繰り返しのため睡眠不足が続いてしまいます。
自分の時間がない
赤ちゃんが寝ている間に自分もお昼寝や家事を済ませようと思ってもなかなかそうはいきません。
赤ちゃんは長時間続けて寝ることができません。
赤ちゃんは1時間おきに起きてしまうこともあります。
うまく寝れずにぐずってしまったり、やっと寝たと思ってもすぐ起きてしまうこともあります。
お母さんがゆっくりできる時間はありません。
そうなると気持ちの余裕もなくなってしまいます。
何も思い通りにいかない
赤ちゃんが生まれる前は段取りを考えてから行動ができました。
しかし、赤ちゃんが産まれると全く段取りどおりにはいきません。
全てが赤ちゃん中心の生活のため、もう少しで家事が終わるというところでも中断、また再開ということばかりです。
トイレすら行きたい時に行けない状態です。
精神的にも疲れる
体力的な疲労はもちろん、精神的にもキツイです。
まだ何もわからない赤ちゃんを守らなきゃいけないと責任感もあると思います。
子供は本当に何をするかわからないため目を離せませんし、細かなところまで気を遣います。
イライラには母乳も影響している?
母乳をあげている人はミルクで育てている人よりもイライラしてしまいがちです。
母乳を出すために必要なプロラクチンというホルモンが影響しています。
プロラクチンは母性を芽生えさせるホルモンです。
このホルモンの働きにより子供を守らなければいけないという意識も強くなります。
その意識から身内や他人に対して警戒心が強くなり、イライラしてしまうことがあるのです。
夫にイライラするのはどんなとき?
産後クライシスという言葉ができたほど、産後は夫婦間がギクシャクしてしまうご家庭が多いです。
産後クライシスは特に0〜2歳の間と言われています。
しかし、3歳になっても育児の大変さはあまり変わりません。
さらには、小学校に上がるまで育児の大変さが続くこともあります。
産後、夫にイライラしてしまうのはどんな時なのでしょうか。
家事や育児を手伝ってくれない
仕事から帰ってきてから靴下も脱ぎっぱなしで何もしない、気遣いの言葉もかけないなどという行動をとっていませんか。
そんな行動を取られると奥様のイライラは増します。
奥様は赤ちゃんの世話で夜もろくに眠れません。
朝から休む暇もなく家事や育児に追われています。
名の無い家事と言われる、例えば麦茶を作るとかトイレットペーパーを替えるなどの細かな仕事をするなどの気遣いをしましょう。
それだけで奥様はだいぶ助かります。
たまの休日といえば昼寝
旦那様もお仕事で疲れていると思います。
しかし、たまの休日は家事や育児を手伝って奥様を休ませてあげてほしいです。
産後、奥様は夜泣きなどですぐに起こされるため昼寝はもちろん、夜も満足に寝れない状態です。
そんなときに横でグーグーいびきをかいて寝られると、その無配慮さに不満が蓄積されます。
1人で遊びに行く
子供も生まれたのに、育児に参加もせずに休日といえば遊び歩く、飲みに行く回数が多い状態ではありませんか。
旦那様がその状態だと、奥様の鬱憤は溜まりに溜まります。
奥様は子供がいるのでなかなか遊びに行けず我慢しています。
そんななか、当たり前のように旦那様が遊び歩いていると父親としての資質まで疑われます。
思いやりのない言葉をかける
奥様には余裕がありません。
そんななか、悪気がなくてもちょっとした言葉、例えばご飯まだ?掃除した?などの言葉をかけられると苛立ちます。
ただ聞いただけかもしれません。
しかし余裕のない時に言われると本当に嫌な気分になります。
言い方を少し変えたり思いやりを持った言葉をかけるようにしましょう。
旦那にイライラしたときの対処法は?
結婚当初は仲が良かったのに、産後イライラから夫婦間がギクシャクしてしまうご家庭は多いです。
夫にイライラしてしょうがないときはどうすれば良いのでしょうか。
友達と遊ぶ
子供がいると少しの時間でランチなど限られてしまうかもしれません。
それでも友達と会い、話すだけでもだいぶ違います。
家に帰ってしばらくするとまたイライラしてしまうかもしれません。
しかし、少しの間でも苛立ちを忘れられる気分転換になります。
1人で美容院や買い物に行く
夫やおじいちゃんおばあちゃんに赤ちゃんを預けることができるなら、少しでも1人の時間を作ることをお勧めします。
普段は髪をセットしたり化粧水すら塗る時間も取れません。
美容院に行くと気分も上がります。
近くのスーパーに買い物に行くだけでもだいぶ気持ちが切り替わります。
怒りをぶつける
イライラを溜め込むよりは思い切って夫に怒りをぶつけるというのもありかと思います。
夫婦喧嘩になってしまう危険性もあります。
しかし、言いたいことを言うとスッキリしますよ。
無理なら手紙やLINEを送るというのもありかもしれません。
イライラしてしまうのはあなただけではありません。
赤ちゃんは本当に可愛いですが、その可愛さを忘れてしまうほど育児は大変ですよね。
その中で家事もしなければいけません。
イライラしてしまう自分を責めないで下さいね。
この記事を読んでくれた旦那様も奥様に優しくしてあげてほしいと願います。