新宿で生まれ新宿で育った私が、「田舎者」と呼ばれる人の特徴をあげてみます。
田舎者の特徴と見た目や性格!こんな人がいたら田舎出身だと思ってしまう
田舎の人と合わないなと思うこともあります。
人は人、自分は自分です。
ですが、「田舎出身者」は確かに「田舎者」の特徴を備えています。
そういう人たちとは、価値観が合わないなと思うことがたくさんあります。
ですが、価値観が合う人も合わない人もいる、それだけのことです。
ここでは、「この人田舎者っぽいな」という人の特徴をあげてみます。
田舎の人の特徴①気負いが凄い
都会に出てきたばかりの地方出身者は気負っている感じを受けませんか。
服装にしろ見た感じにしろ意気込みをすごく感じます。
地方出身の人の行動力やアンテナには感心します。
田舎コンプレックスなのか、「都会に住んでいる私」感を出そうと必死になっている人もいます。
確かに都会は便利です。電車に乗り遅れてもすぐに次の電車がくるし、選択肢も幅広い、徒歩圏内で割となんでも揃います。
だからといって、都会暮らし=えらい 田舎暮らし=惨め という図式にはなりません。
服装は雑誌を参考にしているのが丸わかりの、流行はどうとかこうとかすごく詳しくて感心します。
「流行の」に敏感なアンテナにはいつも感心させられます。
少し時間がたてば落ち着いて、行列に並ばなくてもいいようなことがありますよね。
でもそういうことに対しての執着が凄く、行列に飛び込んでいくその姿には感心を通り越して、呆れてしまうこともあります。
いつでも気張って活動している地方出身者をみると疲れないのかな、と心配になります。
雑誌やテレビで紹介されたことや場所は網羅していて、行列にも普通に並ぶし、そのバイタリティには驚かされます。
田舎の人の特徴②田舎がコンプレックス
話してみるととてもいい子ですが、コンプレックスなのかなんなのか、すぐ「うちは田舎で」「田舎者だから」とすぐ卑屈になります。
方言を気にしているのか、口が重い人もいました。
方言は個人的には可愛らしいと感じますが、本人はそれがコンプレックスだったりするようです。
イントネーションも微妙に違っていて、日本って狭いけど広いな、と感じます。
東京も広いので、東京に住んでいると言っても地元近辺しか知りません。
行動範囲も電車でいける範囲なので広くはありません。
地方から出てきてる子たちの方が広範囲に遊びまわっています。
田舎者といったら、東京の地元近辺しか知らない東京出身者だって田舎者です。
地方出身者は、地元を出て上京しているから視野が広くなっています。
二つの土地のことを知っているというのはかなりの強みなのに、田舎をコンプレックスに感じるのは違うな、と感じます。
田舎の人の特徴③芸能人に過剰反応
田舎の人は、芸能人をみると過剰に反応します。
芸能人を目撃すると、必ずTwitterにツイートしたり、カメラを向けるのは失礼だと感じます。
芸能人とはいえ、彼らも生活するためにテレビに出て、そこで生活しているのに、それを勝手に撮影したり、所在地をツイートするのはルール違反です。
有名税ってこともあるのだろうけど、礼を欠いた行動であることは否めません。
地方出身者だけではない行動ですが、少なくとも東京出身の周りの友人、知人はそんなことをしないです。
田舎の人の特徴④自分の基準からはみ出すものをガン見する
例えば田舎者の特徴を兼ね備えている人は、ゴスロリ衣装を着た子や奇抜なファッションをしている人がいるとすごく見ます。
そんなのは個人の自由なのになんでそんなに気にするんだろうとおもってしまいます。。
同じく、外国人に過剰反応します。
外国の人はそんなに珍しくはありません。
コンビニエンスストアやファミリーレストランでも普通に働いています。
しばらくすると慣れますが、慣れるまでの過剰反応は見ていて気持ちの良いものではありません。
個人差もありますが、英語や外国語に挙動不審になる人も多いです。
得手不得手の問題なのでしょうか。
相手が日本語を話せるとわかった瞬間、グイグイ行く行動はいただけません。
田舎者の心理「憧れの都会にいる」という心理
「田舎は不便だ」とだれもが口を揃えて言います。
電車がないとか、買い物も不便だとか、プライバシーがないとか「ないない話」はお腹いっぱいです。
何にもないと思い込んでいる場所から、なんでもある、テレビや雑誌に載っているきらびやかな街に住んでいるということがステイタスになっているのでしょう。
いけるところは全部行こう、全部見ようと気負っているのでしょう。
田舎者に見られたくないという心理も働くらしく、必要以上に同じ地方出身者を叩いたり、田舎者扱いしたりします。
つい最近までは自分も同じようなことをしていたのに、上京したての人たちを貶したりするのはいただけません。
それこそ、田舎者の行動じゃないかな、と感じます。
都会の暗黙のルールを知らない
東京には暗黙ルールもあります。
どこの地方にもありますが、東京や都市部でも暗黙ルールが存在します。
エスカレーターの乗り方もその一つです。
エスカレーターの右側は急いでいる人のために開けるというのはどこでも共通の常識だと思っていました。
最近は認知度が上がってきたのか、堂々と真ん中に乗っている人は少なくなりました。
本来はエスカレーターが故障しやすくなるので、真ん中に乗るのが正解らしいです。
また、混んでいる電車でドアの前に立ったら、停車駅で一旦降りるのは当たり前の気遣いだと思っていました。
ですが地方では、そこまで人が多くないので、そんな気遣いが存在しないようです。
混んでいて、乗り降りが困難な電車のドアの前に立っているのに、電車が停車してもぼんやりと立ったままの人がいます。
そういう方は、高確率で地方出身者だとわかります。
自転車の乗り方、雑踏の歩き方など、都会出身者が当たり前のようにできることも、上京してきた人は体得していません。
それができないことが「常識がない」とは思いませんが、「地方から来たのかな」とは思います。
雑踏の歩き方などはしばらくすれば慣れますが、人が多いゆえ、歩きにくく住みにくいと感じる地方の人もいるようです。
それが「都会冷たい」や「都会怖い」という感情につながるようです。
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都会生まれ都会育ちの人あるある
東京出身者だって、大きな街に住んでいるだけで田舎者です。
だって東京しか知らないし、生まれ育った地域しか詳しくありません。
電車もよく乗る沿線しか詳しくないし、地下鉄なんてあまり乗らないからわかりません。
確かに徒歩圏内でなんでも揃い、選択肢も多数あり「都会」を享受できます。
ですがそこまでのバイタリティも持ち合わせていないので、視野は地方出身者に比べて格段に狭いです。
都会に生まれた人はこんな人が多いではないでしょうか。
ただし、人が多い分たくさんの価値観があるということは理解しています。
だからこそ自分は自分、他人は他人と考えるし、自分の考えを他者に押し付けようとは考えません。
都会の人は冷たいと言われますが、冷たいのではなくドライなだけです。
いやむしろ冷たいのは、都会に出てきている田舎者なのでは?と思います。
ファッションだって自分が着ていて心地の良いものを選んでいるだけ、ただし、人からだらしがなく見えないようにしています。
ファッションのことをいうなら、地方出身の人の方がよっぽどおしゃれで流行に敏感です。