妊娠してお腹が大きくなるとシートベルトが苦しく感じますよね。
妊娠していてもシートベルトはする必要があるのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。
シートベルトをする義務はあるのか、マタニティ用のシートベルトまでまとめました。
妊娠中も運転して良いの?
妊娠中でも運転してはいけないことはありませんが、出来るだけ運転は控えた方が良いと言われています。
シートの位置はハンドルとお腹の間が空くように調整して下さい。
万が一のために母子手帳と保険証は持ち歩くようにして、お腹が大きくなりハンドルに引っかかってしまうようになったら運転は控えた方が良いでしょう。
運転するときに注意することは?
妊娠中はつわりや突然眠気が襲ってきたりお腹の張りもあります。
検診や上の子の送迎など車がなければ行けない方もいると思います。
運転してはいけないということはないですが、注意することはあるのでしょうか。
妊娠中は妊娠していないときとは違う
健康な妊婦さんでも妊娠していないときと大きく違います。
ホルモンバランスの影響もあり、突然強い眠気に襲われたり判断力も鈍ることがあります。
特別違いが感じられなくても意識して運転しましょう。
妊娠中の長時間の運転は避けるようにする
運転中はあちこちに注意しなければいけませんし、思っているよりも緊張しています。
その緊張から気疲れしてしまうことがあるので、長時間続けての運転は避けるようにしましょう。
そもそもシートベルトの役割は?
着用が義務づけられているシートベルトですが、急ブレーキやもし事故にあってしまったとき体が車の外に投げ出させるのを防いでくれます。
シートベルトをきちんと着用しないと、着用時より致死率が14倍とのデータもあります。
母体はもちろんお腹の赤ちゃんを守ってくれる役割もあるのです。
妊婦でもシートベルトをしなければいけないの?
自動車の運転者と同乗者にはシートベルトの着用が義務づけられています。
道路交通法ではやむを得ない理由があるときは着用しなくても良いとされており、着用を免除される中に妊
娠中であることも含まれています。
ただ健康な妊婦さんはやむを得ない理由があるときに該当しないため、しなければいけないですし赤ちゃんを守るためにも着用しましょう。
心配な方は着用にあたって医師に相談してみると良いかもしれません。
妊娠中のシートベルト着用方法は?
これまで主流だった2点式のシートベルトから近年は3点式のものも選べるようになりました。
3点式のシートベルトは、衝突時にお腹を圧迫する危険性が減ったため、妊娠中も3点式のシートベルトを着用するように呼びかけるようになりました。
赤ちゃんを守るためにもシートベルトはしなければいけませんが、妊娠中はお腹が圧迫されると不安ですよね。
妊娠中は、お腹の圧迫が少ない、三点式のシートベルトを着用することをおすすめします。
シートベルトの妊娠中の着用方法を紹介します。
着用方法①
1. 肩ベルトは確実に肩を通す
2. それから腹部を避けるように胸の間からわき腹に通す
3. 腰ベルトは腹部を避けて腰骨の低い位置に着用する
着用方法②
お腹にタオルやブランケットをあてて、上記のようにシートベルトをする方法です。圧迫感
が少なくなりますし、お腹の冷えも防止され一石二鳥といえるでしょう。
着用方法③
ストッパーを利用する方法です。マタニティ用ではありませんが、車用品の所に売っていま
す。シートベルトを緩めることが出来るので、お腹の圧迫を防ぐことが出来ますが、あまり
緩めすぎるとシートベルトの意味がなくなってしまうので調整しましょう。
おすすめのマタニティーシートベルト
妊娠中のシートベルトはどうしても苦しい、圧迫されるのが心配という方にはストッパーも
ありますがマタニティー用のシートベルトも販売されています。その中でもおすすめのもの
をご紹介します。
LORCOO マタニティーシートベルト
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座面のクッションで快適です。安全かつ簡単に装着が可能で、安全を確保しながらベルトに
よるお腹の圧迫を回避してくれます。乗車中にベルトがずれてお腹に戻ることがないので、
安心して運転出来ます。
日本育児 マタニティーシートベルト
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お腹の圧迫を軽減してくれるのはもちろんのこと、薄くて軽いので持ち運びにも便利です。
マジックテープで固定するので取り付けも楽に出来ます。
Tummy Shield 妊娠用・妊婦用シートベルト補助具
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オーストラリアで開発された商品。
本体装着用ベルトで座席に固定したらシートベルトを締めます。
肩ベルトをゆるめながら腰ベルトを本体前部の金属フックに引っかけるだけなのでワンタッチで簡単に装着が可能です。
後部座席なら座席に固定しなくても置くだけで大丈夫です。
妊娠中でもシートベルトを!
今回は妊娠中のシートベルトの着用についてから、おすすめのマタニティー用シートベルトまでご紹介しました。
母体と赤ちゃんも守るために妊娠中もシートベルトをしっかり締めて母体と赤ちゃんを守りましょう。
大きいお腹での運転も大変なので、気になる方はマタニティー用シートベルトもチェックしてみてはいかがでしょうか。