インスタントコーヒーでラテアート
突然ですが、ラテアートってご存知ですか⁇
エスプレッソコーヒーの上に、ミルクをスチームしてできた泡を注ぎ、さまざまな模様やイラストを描いたコーヒーの事です。
少し前からテレビなどでも時々見かけるようになり、可愛くお洒落な見た目でインスタ映えなどもする事から、人気が急上昇しています。
しかし、ラテアートは提供しているお店があまり多くありません。
どうしても1つ1つの作業に時間も手間もかかってしまうためです。
また、1杯あたりのお値段も、普通のコーヒーよりもお高くなりがちです。
1杯800円なんてお店もあります。
今回はお家で簡単に、ラテアートを作る方法をご紹介します。
『なんちゃってラテアート』の作り方
ラテアートの世界は奥深いです。
本格的な正しい方法では、道具もスキルも私には圧倒的に足りません。
そこで今回は『インスタントコーヒーで、なんちゃって』で行いたいと思います。
ラテアートでは
・細いピックを使わずに絵を描く『フリーポアラテアート』
・ピックを使っでイラストを描く『エッチング』
があります。
今回は技術のあまり要らないエッチングで作成します。
用意するものはこちら
●市販のインスタントコーヒー
●お湯
●牛乳
●マグカップ
●家庭用軽量カップ
●ミルクスチーマー
上記に書いたミルクスチーマーの代わりにこちらを使用しました。
ミルクスチーマーというアイテムが見つからなかったのでハンドミキサーで代用します。
全く同じでなくても似たようなアイテムで代用可能でした。
しかし、調べたところ、ミルクスチーマーも100円ショップで取り扱いがあるそうです。
見つけた方はそちらで作って下さいね。
こちらの商品は単3電池3本が別売りです。
ご用意下さい。
ラテコーヒー作りスタート!
それでは早速、土台となるラテコーヒー作りにチャレンジ‼︎です。
①牛乳を70度以上に温めます。
鍋でも電子レンジでもオッケーです。
ズボラな筆者はレンジで適当に‥。
②その間に、インスタントコーヒーを約小さじ1マグカップに入れ、3分の1程度のお湯を注ぎます。
コーヒーを濃く作るためにお湯を少なめに注ぎます。
後からミルクを載せるので、このくらいがバランスの良い湯量です。
③温めた牛乳を、ミルクスチーマーで泡だてていきます。
牛乳をクリーミィに泡立てるほど、仕上がりも綺麗になります。
できるだけきめ細かくなるよう意識して泡立てて下さい。
液体の部分のミルクとフォームドミルクと呼ばれる泡状の部分が、1対1になるように泡立てれば理想的。
④完成したミルクの泡を、珈琲の液面から上に20cm程離した所から、ゆっくりと円を描くように回しながら注ぎいれます。
⑤半分ほど注いだ所で、少しずつ下に下がるように、珈琲の液面に近づけていきます。
すると、カップの中央に白いミルクが浮かびあがってきます。
これが、キャンバスとも呼ばれる、アートを描く面になります。
⑥表面の白い部分が、好みの大きさになったら注ぎ終わりです。
面が小さかったり、不恰好だった場合には残った泡を上から足して調節します。
ようやくキャンパスができ上がりました。
文字にすると大変そうですが、実際はやっている最中も楽しいので、あっという間です。
【早速くまを描いてみよう‼︎】
えっ‼︎いきなり難易度高くない⁈
と思われるかもしれませんが、少しづつ丁寧に作業すれば失敗は少ないです。
失敗しても残ったミルクで修正可能ですのでご安心ください!
それでは、⑥番までの工程まででき上がったところへ、つまようじを使ってイラストを書いていきます。
①さきほどのキャンバス自体が、少しだ円になるようにスプーンなどで広げてます。
その際にも少しだけ泡を残しておいて下さい。
②残った泡で耳の部分となる丸をつくります。
これで、お顔のベースと耳部分が完成です。
③パーツを描いていきます。
色を付けたい部分は周りの茶色い珈琲部分をつまようじに少しとります。
目、鼻、口の順に、点を置くようにしながら、色を重ねましょう。
その時、点を置くごとにつまようじをティッシュで拭いて、余分な液体は取り除いておくのが、綺麗に仕上がるコツです。
④そして最後に、耳の中央部分にも茶色の点をあしらうと…
じゃんっっ‼︎
なんとか完成しました!
私の作業スピードが遅かった為、しっかり泡立てたはずのホイップが随分潰れてしまいました。
少し輪郭が不恰好になってしまいましたが、初めてにしては可愛く仕上がったのではないでしょうか。
同じ要領で、猫やうさぎなど動物系は簡単にかけるでしょう。
練習を重ねていけばもう少し細かなキャラクターや模様なんかもできそうです。
なんちゃってラテアートなら簡単にできちゃう
ハードルの高いイメージのある、ラテアート。
個人的に楽しむレベルであればとっても簡単でした。
お家に友人を招いた時なんかにもとても喜ばれるでしょう。
ご興味の頂けましたら、ぜひ一度チャレンジしてみて下さいね。