「産後に旦那に異様にイライラする(した)!!」
そんな経験はありませんか?
好きで結婚したはずなのに。
人生においての大きな出来事のひとつ「出産」。
新しい命の誕生には、この上ない喜びと感動を感じます。
そしてそれを身をもって経験した女性は、妊娠中から出産までの辛さや大変さ、激しい痛みも乗り越えて、大きな幸せと充実感に包まれるものです。
これからの幸せなママライフを想像し、希望に満ち溢れて退院する人も多くいるでしょう。
しかし、実際に子育て生活が始まってみると、思っていたのと違うという事ばかりです。
その人との子供が生まれて幸せなはずなのに。
この愛しい子の父親なのに。
と、戸惑いながらも、やっぱりイライラしてしまう。
産後の女性は、心身共にとても不安定です。
そんな風にイライラしてしまうのも仕方のない事でしょう。
あまり自分を責めたりしないで、旦那に物申していきましょう!
産後に旦那にイライラしたこと「嫌な事は全部、私!」
産後に旦那にイライラした、みんなのあるあるの出来事をまとめていきます。
・「オムツを替えるのはちょっと。汚いし無理」
これはありえませんよね。
自分の子供の排泄の処理が出来ないなんて考えられません。
人間はみんなする事です。
まだ1人で出来ない事を親がするのは当然の責任です。
・「ミルクやよだれで汚れるから、やりたくない」
ミルクを飲ませるのを嫌がる旦那さんがいます。
特に外出先では、自分の服が汚れても着替えられないから嫌なんだとか。
そんな事を言っている場合ではありません。
乳児のお世話は汚れるものです。
・「お風呂はゆっくり入りたい」
夫婦で協力して赤ちゃんをお風呂に入れる場合、どちらか片方がまず一緒に入って赤ちゃんの体を洗う。
そして外で待っているもう片方に赤ちゃんを預けて、その後自分が入浴する。
というパターンが多いようです。
この場合、どちらが楽かで役割を決める旦那さんがいます。
ただ、もうちょっとは自分の都合も聞いてほしいものです。
夫婦の都合も様々でしょう。
普段帰りが遅くてお風呂の手助けが出来ない旦那さんは、奥さんの希望を優先してあげて下さい。
外で待っていて赤ちゃんのお世話や授乳を済ませ、その後で旦那さんに赤ちゃんを見てもらって、自分がゆっくり入りたいというママが多いようです。
しかし、乳児をお風呂に入れるのは怖いし、慌ただしいので避けたいという旦那さんも少なくありません。
子育てにおいて、「嫌な事はしない」が通るわけがありません。
ちゃんと話し合って分担しましょう。
◯ 産後に旦那にイライラしたこと「外面だけはとても良い」
実家に里帰りをして出産し、しばらく滞在するママは多いでしょう。
そこに旦那さんが会いに来て、親子の時間を過ごす機会がありますよね。
その時のテキパキ子育てを手伝う旦那さんの姿に惚れ直したのも束の間、自宅に戻ってから急に何もしなくなった、という話がよくあります。
これはため息が出るほど、本当にがっかりですよね。
普段何もしない旦那さんだけど、子供が出来たら全然変わったし、自分の事もいたわってくれるし、と嬉しく思っていただけに、ショックです。
自宅に親戚や知り合いが赤ちゃんを見に来てくれた時に限って、いつもはやらないオムツ替えをやってくれたり、抱っこしてあやしたり。
自分の都合でいいかっこしないで下さい。
◯ 産後に旦那にイライラしたこと「生活音がうるさい」
もしかしたら、普段からうるさい人だったのかも知れません。
子供が生まれて初めて気づいた、という人もいるようです。
足音がドタバタ、ドアの開け閉めがバタンバタンうるさい、水をジャージャー流す、といった風に、普段の行動の音のボリュームが大きい人がいます。
やっと寝たと思った瞬間にドアをガラガラガラー!
赤ちゃんが泣いて起きてしまって、喧嘩になってしまった事はありませんか?
大家族や、小さい子供がいる場合は仕方のない事ですが、赤ちゃんが寝ている時や寝かしつけている時など、静かにしておきたい環境の時には気をつけて欲しいものです。
◯ 産後に旦那にイライラしたこと「家事を細かくチェックする」
「部屋が片付いていない」
「食事の用意が出来ていない」
「アイロンがけをしていない」
など、細かくチェックをして不満を言ってくる旦那さんがいます。
こっちは子育てに家事にこなしているのに、「イラー!」としてしまいますよね。
今まで、完璧な奥さんだったかも知れません。
ですが、慣れない子育てで、毎日毎日頭も体も忙しく、なかなか今までのように対応出来ない事も出てきます。
きちんとしている奥さんに限って、やらなければという気持ちから精神的に疲れてしまいがちです。
不満を言わずに、理解してあげましょう。
◯ 旦那が遊んでばかりで帰って来ない
旦那が遊んでばかりで帰ってこないのは、本当につらいしイライラ!っとしてしまいますよね。
「なぜ、私ばかり?」と悲しくなります。
付き合いがあるのもわかります。
気分転換も必要かと思いますが、出産後はなるべく奥さんと子供が中心の生活をしてほしいものです。
私たちは、妊娠中から産後もずっと、生活が制限されて大変な毎日なのです。
乳児のお世話は、まとまって眠る時間も無いほど忙しいものなのです。
産後で大変な時期だからこそ、寄り添ってほしいものですよね。
◯ 産後の旦那にイライラしたこと「余計なそのひとこと」
産後には、旦那の何気ないひとことでも、傷つく事があります。
「汚いなー」
「何で◯◯出来ないの?」
「まだやってないの?」
「女捨ててるな」
「泣いてるぞ」
「うるさいなー」
産後、旦那さんから言われて傷ついたという言葉はまだまだあります。
旦那の軽はずみに発したひとことが、大きく傷くことがあります。
産後は、女性ホルモンの働きも鈍り、女性っぽさが失われている時期です。
さらに化粧をする暇もないほど、世話に忙しいのです。
その大変さをわかっていない一言を言われると、とても傷つきますよね。
旦那さんも、あまりにもガラリと変わった環境に戸惑っているのかもしれません。
赤ちゃんのいる家庭では、多かれ少なかれ起こり得る事です。
あまり完璧に、そして一生懸命になりすぎずに、うまく力を抜く事は、難しいですが必要なのかも知れません。
産後はとても辛い時期ですが、10年後には笑って過ごせる日々がやってきます。
旦那にイライラすることもありますが、その時その時にしっかり伝えることが夫婦円満のコツになることもあります。
産後の旦那のイライラと、上手く付き合って乗り越えましょう。