男の子の子育てといえば、女である母親からは未知の世界であり、不思議な行動・言動が面白く愛おしいものでもあると思います。
そんな男の子も年長にもなると、少し成長しできることが増えたり、更にパワーアップして未知なる行動が増えたりと、小学生に向けて我が子に期待と不安が出てくる年長児後期について書いていきたいと思います。
1.年長児後期になるとこんなことができるようになる!かも?
2.更にパワーアップする俺の世界
3.友達との関わり
4.まだまだ可愛い彼氏
5.小学生に向けてやってほしいこと
1.年長児後期になるとこんなことができるようになる!かも?
あんなに小さかった我が子。いつの間にか園の中では最上級生のお兄さんに。運動会などでみんなで力を合わせなにかを作りあげたりと、この時期になると一回り成長を見せるのが年長後期。
この時期はこんなことできるようになる子が増えるかも?
・顔を見て話を聞けるようになる
・自分の事はだいたいできるようになる
・年下を気にかけてあげれる
・目標を持って取り組める
・自分の得意がわかってくる
・自信がついてくる
もちろん月齢・性格などで個人差はありますが、一気にお兄さんになるこの時期はどんどんやらせて褒めるのがいい時期とも言えるでしょう。
2.更にパワーアップする俺の世界
男の子といえば、自分の世界が無限に広がっていて理解するにはなかなか難しいことが多々…。
そんな男の子の俺ワールド。年長児になると更に磨きがかかるものも。
・自分タイムを満喫
休みの日なのに、早起きをして見たいテレビを堪能する。その時間を満喫してる。
・石や葉っぱコレクションが虫に進化
集めてくるものが石などから生きた昆虫に。トンボ、バッタ、コオロギなど…。
・戦いごっこが痛い
今までは当てないように真似ごとだったのが、加減を知ることにより少しリアルに。軽く当てたり、倒してみたり…。
元々は小さい時からある行動ですが、レベルアップが見られるかと思います。昆虫を集めだしたりと母親としては嫌な方も多いと思いますが、成長の為とグッと我慢されてるのでは…?
3.友達との関わり
年長後期あたりになると今までとは違うタイプの子と仲良くなり始めたり、体を動かすことが得意な子は周りの友達も活発に遊ぶ子が多かったりと関わり方も少しずつ変わってくることもあるかと思います。中でも年長児らしい関わり方でこんなことありませんか?
・順位を気にする
ただ並ぶだけなのに1番になりたがったり、譲らなかったり。「○○くんより俺の方が速く走れる」と比較したがる。なんならご飯を食べるのも1番になりたい。
・友達を認めることができる
上記にあるように負けたくない気持ちもあるものの、「今日○○くんがこんなことできてすごかった」など他者を認め尊敬することも簡単にできるようになる。
・女の子にモテると嬉しい
年長後期にもなるとまず先に女の子から「○○くんかっこいい」とか「○○くんは優しいから好き」と聞こえてきます。中には「○○くんの彼女は○○ちゃんなんだよ」ということも…。
全然気にもしない子もいますが、男の子でも好きな子にモテたいと思っている子が結構いるようです。
4.まだまだ可愛い彼氏
女である母親からすると、やはり異性である息子は小さな彼氏です。元々女の子以上に男の子は母親に優しいことが多く、年長にもなると外ではかっこつけているのに家ではいつまでも甘えん坊。そんな息子が益々愛おしく感じることも。息子がジーと見つめてくるのを見ていると、幸せそうに笑ってくれてなんだか胸キュンなんてこともあると思います。手を繋いで歩いていたら、何故か急に恋人繋ぎをしてきてビックリした経験も。
そんな小さな彼氏もあっという間に成長していつしか目も合わせてくれない日がくるのかと思うと切ないですが、それも成長。今しかないこの時期を大切にしていきたいものです。
5.小学生に向けてやってほしいこと
多くの母親が男の子に対して不安に思っているのが小学校入学ではないでしょうか?
登下校は無事にできるのか?授業はしっかり受けれるか?お友達とはうまくやれるのか?など考え出したらキリがありません。そこで、入学までに我が子にやってほしいこと、あくまで願望ですが…。
・荷物の整理整頓
忘れ物をしない為にも荷物を置く場所を徹底して欲しい。
・時間を気にする
時計がわからなくてもいいので、朝は自分の足で時間内に学校に着くようにして欲しい。
・物をなくさない
何故か男の子の物は行方不明になりがち。置いたのを忘れて他のことに夢中になってしまう。せめて置いたところを思い出して欲しい。
・危機管理能力
友達といると気持ちが大きくなるのが男の子。1人ではやらないことも友達となら…。なんて考えで危険なところに行かないようにして欲しい。
最初はとにかく無事に登下校してくれればと願うばかりです。
いかがでしょうか?年長後期の時期だからこそ見えてくる男の子の成長に喜びと、これからの残り少ない幼児期の寂しさ。
大切なの仲間と残りの園生活を楽しんで欲しいと願い、これからも見守りたいと思います。