【田舎はつまらない?】実際に生活して知る田舎暮らしのデメリット5つ

実際に田舎に住んでみると、「田舎はつまらないな」と感じることが多々あります。

都会に住んでいると、田舎に憧れをもちますよね。

ただ、都会に慣れていると、田舎の暮らしが物足りなくなることがあります。

今回は、地方都市ではなく、コンビニまで車で30分といった、「本物の田舎」の暮らしで体験した、「田舎でつまらないと感じたこと5選」を紹介します。

田舎はつまらない!という、実際に田舎暮らしを体験している人の声

田舎がつまらないという方々の声を、紹介します。

田舎がつまらないと感じること「ショッピングがでできない」

まずは田舎は買い物が不便という声があります。

ショッピングはするところがないし、ブランドを買える店もありません。

スーパーもすぐにしまります。

「買い物をするばしょがなくつまらない」これが田舎暮らしの最大のデメリットです。

「買い物する場所がありません。コンビニもスーパーも近くにないので、何か欲しくてもすぐに買いに行けません。それにお店の閉まる時間が早くて8時には全てのお店が閉まっています。」

交通の便がわるいので、居酒屋に遅くまで入れないのでつまらない

田舎の最大のメリットは、居酒屋に車でしか行けないということです。

都会の人は、なにをいっているのかわからないと思います。

田舎は、居酒屋が電車の駅からも車で20~30分かかるところが多いです。

ですので、居酒屋も車で行かなければならないことが多いのですが、行ってしまったら最後、帰りの車を運転できないですよね笑

そのためタクシーか、代行をたのむしかありません。

タクシーや代行も、結局3,000円以上かかります。

そうなると、ぶらっと気軽に飲みに行ける感覚がなくなりますよね。

都会ならば、駅の近くに居酒屋がたくさんありますし、終電も深夜の1時くらいまであります。

田舎の場合は終電も22時には終わりますし、バスもありません。

ですので居酒屋で飲むのも、疎遠になります。

交通の便がわるく、居酒屋に気軽に行けないことも、田舎がつまらないと思うことの一つです。

「交通の便が非常に悪いです。乗り継ぎが必要な上にバスの本数も少ないので、飲み会などで夜遅くまでみんなで楽しんでいても、かなり早く帰られなければなりません。」

田舎がつまらないと感じることは「娯楽施設が少ない」

田舎がつまらないと感じることは、娯楽施設が少ないことです。

都会にいくと、映画にボーリンング、スポーツ施設にショッピングと、実に様々な娯楽施設があります。

しかし田舎は、映画がない場所さえあります。

また娯楽施設から娯楽施設に移動するにも、車で1時間以上の移動が必要になります。

田舎の娯楽施設の少なさは、田舎暮らしをつまらなくする要素の一つですね。

「娯楽施設が少なく休日に遊びに出かける場所がないため、必然的に家で過ごすことが多くなります。どこかへ出かけても、知り合いに会う確率が非常に高いです。」

田舎がつまらないと思うことは、「ファッションが均一」

田舎がつまらないと感じることは、人がきているファッションがしまむらかユニクロが主ということです。

田舎にはショッピングモールがないことが多く、一つの市町村の中にブランド服が売っていないことが多々あります。

そのため人々が着る服は、ユニクロかしまむらで統一されます。

おしゃれにファッションを楽しみたい人は、田舎はとてもつまらないところと言えます。

「基本的に流行り物は遅れてきます。特にファッション関係はネットで購入するしかありませんし、服を買っても、それを着ていると近所の噂になっていたりします」

田舎暮らしのデメリット5選

最近は様々なメディアで田舎暮らしの魅力が語られています。

若い頃は都会でバリバリ働いていたサラリーマンが、急に仕事を辞めて田舎に移住…時間に追われることなく、煩わしい人間関係もない。

大自然に囲まれて、のんびり過ごす姿を見ると「田舎暮らしもいいかも…」と思えてきます。

でも、ちょっと待ってください!本当にそうでしょうか?

旅行などで数日滞在するのと実際に生活するのでは全く意味が違います。

TVなどでは見えない田舎暮らしのデメリットを5つ紹介します。

1田舎は思っている以上に店が少ない

都会に住んでいる時、

「あっ、〇〇買い忘れた!」

と気づいてもすぐに買いに行けます。

歩いて行ける範囲でコンビニがあれば夜中でも困ることが少ないと思いますし、24時間営業のスーパーもあります。

でも田舎は本当に店がありません。

店どころか家の周りに建物がありません!

「そんなことわかっているよ」と思っている方多いかもしれませんが、実は住み始めてからその不便さがはじめてわかったという方が多くいらっしゃいます。

2動物や虫が多い

意外と忘れがちなのが動物・虫の存在です。

最近は人間を怖がらずに山から下りてくる猿や猪がニュースで話題になりましたが、田舎で猿や猪を見るなんて日常茶飯事です。
また、慣れない人にとっては虫の存在も非常に大きいと思います。

都会にいるゴキブリなんてかわいいと思えるくらいめちゃくちゃ大きいゴキブリが大量にいます。

夜起きると枕元にムカデがいるなんて普通です。

想像するだけで鳥肌が立つという方には田舎暮らしは難しいかもしれません。

3実は近所とのコミュニケーションがとても面倒

都会での人間関係に疲れて、田舎への移住を考える方も多いそうですが、田舎こそ近所とのコミュニケーションがとっても大事です。

「畑でとれた野菜を持ってきてくれる近所の優しいお婆ちゃん」がTVでもよく映っていますが、

それがほぼ毎日だったらどうでしょう?

ありがたい話ですが、ちょっと重たく感じてしまいます。

また、田舎は自分の土地ではなくても周辺の道路やドブの掃除は当り前です。

少しでも草むしりや掃除をサボっているとあっという間に「やっぱり都会の人は…」と近所の噂になります。

あえてもう1度書きますが、田舎こそコミュニケーションがとっても重要です。

4本当に娯楽がない

遊ぶところがとにかくありません。

カラオケ・映画・ダーツ・ボウリングなどの娯楽施設は当然ですが、移住する前は「釣りが趣味だから大丈夫。むしろ毎日川釣りできるなんて幸せだよ」と言っていた方が、「釣りに飽きた…」とUターンした例があります。

いくら大好きな趣味でも、それしかできない環境では飽きてしまうのも当たり前ですし、結局同じ場所で同じ獲物を釣り上げてもおもしろくはないでしょう。

また、スマホの電波が3Gという場所が今でも結構ありますし、TVは3つぐらいしかチャンネルが入らないところもあるため、今まで毎週楽しみにしていた番組が見られなくなる可能性もあります。

5自然災害の可能性がひろがり救急隊の到着が遅い

日本に住んでいる限り地震はどの地域でも遭遇する可能性がありますが、怖いのは土砂崩れです。

集中豪雨による土砂崩れの被害は記憶に新しい方も多いと思います。

最近の異常気象は今まで起こりえなかった災害を生むことがあります。

また、なにかあっても隣の家まで歩いて30分、救助隊がくる時間を考えると…想像するだけで怖くなってしまいます。

今回は田舎暮らしのデメリットを5つ紹介しましたが、もちろん田舎暮らしの全てを否定しているわけではありません。

都会ではできないこともたくさんありますし、子供を育てる環境としてはメリットが大きいと思うこともあります。

何よりも「健康になった」という声が多いのも事実です。

毎日体を動かさざるを得ない環境で、キレイな空気を吸って新鮮なものを食べていればそれも納得です。

個人的には「あまり田舎には住みたくないな」と思ってしまいますが、大事なことはメリットとデメリットを理解することです。

TVではスポンサーの関係上、どうしても視聴率がとれる番組構成をしなくてはならないため、田舎暮らしの良い面ばかりを伝えています。

それをすべて鵜呑みにするのではなく、しっかりと自分で調べて、生の声を聴くことはとても重要だと思います。